毎日を1%ずつ新しく生きる! 刺激と感動のマガジン&ストア

3月30日(木)14時~20時にシステムメンテナンスを行います

愛の病

愛の病
狗飼 恭子

恋愛小説の名手は、「日常」からどんな「物語」を見出すのか。まるで、一遍の小説を読んでいるかのような読後感を味わえる名エッセイです。

 

たとえば結婚を意識している相手だとか、付き合いたい人だとかどうにか仲良くなりたいと思っている人たちと自分が合うかどうか、すぐに判断できる方法を発見した。

2017.03.16

チーズケーキを作った。 ぼんやりネット記事を眺めていたら出て来たレシピで、ヨーグルト、豆腐、卵、薄力粉、砂糖をミキサーでいっぺんに混ぜ合わせて焼くだけ、という恐ろしく簡単なケーキ…

2017.02.26

深夜、家の近くのお店でご飯を食べ終え帰り支度をしていたら、ふらりと男の人が入ってきた。顔を見て驚く。十五年ほど前によく一緒に遊んでいた男性だった。 「あ、イヌカイちゃん」 

2017.02.11

オランダ旅行で楽しみにしていたことのひとつに、蚤の市へ行くこと、があった。 わたしはガラクタが好きだ。特に入れ物が好きで、箱と缶と瓶には目がない。数百円から数千円で買えるようなも…

2017.01.26

生きているとときどき、夢みたいな出来事に遭遇する。それは、小説より小説っぽく映画より映画らしく、嘘よりも嘘臭い。そういう突発的な奇跡に出会えるからこそ人生は素晴らしく、ああ生きて…

2016.12.26

今日から二日間、アムステルダムを離れハールレムという街に泊まる。アメリカの「ハーレム」の語源になった街らしい。はじめていく街のホテルには、日の高いうちにチェックインする。それもま…

2016.12.11

今日は国鉄に乗って、セントーヘンボスという街へ行くことにする。券売機でチケットを買うと、サービス料1ユーロが加算されて請求される。一体なんのサービスを受けたんだ、券売機で買ったの…

2016.11.26

空港からアムステルダム中央駅まで、国鉄で二十分。 小さなスーツケースを一つ持って、アムステルダムの街に降り立つ。東京よりも空気がひんやりとしている。飛行機が着いたのは十五時過ぎだ…

2016.11.11

旅に出る。 行き先はオランダ。運河に囲まれた国。川が好きなわたしにはとても合いそうな気がする。 オランダは不思議な国だ。風車、チューリップ、チーズ、なんていう可愛らしいイメージと…

2016.10.26

意外なことにもう半年以上続いている。意外なのか? 意外だ。ヨガは、ハワイ好きで海と夏が好きで、ノースリーブの服を好み、裏表なく社交的で、毎朝コールドプレスジュースを飲むような人が…

2016.10.12

好みのタイプの男性は、と聞かれた彼女は、「頭がよくて野望があって鈍感な男」と、答えた。彼女は二十代半ばのクリエーターで、見目も良くお洒落で仕事もあり物怖じもしない人だ。白くて柔ら…

2016.09.29

一緒に住んでいる彼が、一週間ほど留守にすることになった。子供の頃の友達の結婚式のために帰省するのだ。 

2016.09.11

世界で一番どうでもいい質問の一つに、「いくつに見える?」というのがある。 この質問に真剣に答えてくれるのは、未成年を前にした補導中の教育関係者だけである。 他の世界で一番どうでも…

2016.08.26

先日、年下の美女から恋愛相談を受けた。 「今、好きな人がいるんです。まだ明確な言葉は貰っていないけれど、付き合ってるのとほとんど同じ状態でいます。週一くらいで会って相手のうちに泊…

2016.08.11

知人が離婚した(らしい)。ある日突然、奥さんが出て行った(らしい)。子供も連れて行った(らしい)。荷物もすでに運び出されていた(らしい)。弁護士から連絡が来て、離婚届に判を押せと…

2016.07.26

テレビで選挙の特番を見ていて、チュニジアを旅したことを不意に思い出した。 チュニジアは欧米人にとって身近な避暑地だ。だから旅行者はたくさんいたけれど、アジア人は一切見かけなかった…

2016.07.11

生きている上で、食べることは大事だ。食べることは生きることと直結する。 ということに気がついたのは最近で、若い頃は本当に出鱈目な食生活をしていた。主食はクッキーだったし、家で料理…

2016.06.26

最近気になる人がいて、と、女友達が頬を赤らめて言った。美人ではあるが恋愛音痴な彼女の、久し振りの浮ついた話だ。わたしもついついわくわくしてしまう。わたしにとっては、不幸話なんかよ…

2016.06.11

お金持ちに共通する特徴、という記事を読んで驚いた。お金持ちになるタイプの人はいつでも必ず真ん中にいるから、トイレの個室に入るときも常に真ん中の個室を選ぶ、というのだ。自分はどうだ…

2016.05.26

新しい町に引っ越したばかりで、居心地良く仕事ができるお店をまだ発見できていない。ファストフードかファミレスか喫茶店かカフェか。コーヒーショップでもいい。新しい家は駅に近すぎて常に…

2016.05.11

無料の会員登録で幻冬舎plusを更に楽しむ!会員特典をもっと見る

会員限定記事が読める

バックナンバーが読める

電子書籍が買える

イベントに参加できる

  • 我欲にまみれた20兆円産業の闇を突く。
  • 過去最大ボリュームでお届けする、著者渾身の一作!
  • 夫との最後の日々が教えてくれた、人生の真実。
  • 新聞にこそ、世の中の仕組みが詰まっているのです!
  • 爆笑、号泣。こんな猫本ずるすぎる! !
  • このまま足踏みはしていられない――。
  • “イヤミスの女王”との呼び声高い真梨幸子の作品はこちら
  • ひたむきにあがき続ける女性を描いた、胸が締め付けられる短編集
  • 心に「ない」を抱える人々を痛いほど繊細に描いた代表作
  • 愛する父母との最後を過ごした“すばらしい日々”
よく生きることと、よく死ぬことは、同じこと。
ピクシブ文芸、はじまりました!
エキサイトeブックス
今だけ!プレゼント情報
かけこみ人生相談 お悩み募集中!