最近の「真夜中のシネマ倶楽部」で見たのは、ルビッチ「ニノチカ」

3月5日
先週から引き続き、5月新書リライト。
生島淳さんより、平昌オリンピックが終わって考えたことの原稿が届き、記事準備を進める。昭和の時代は、西武の堤義明氏が支えていたウィンタースポーツ。しかし時代は大きく変わり、今、選手生命を左右するのは華やかな営業活動だという。見てもらうこと、注目されることも実力のうちなのだろうか。パトロンの時代をなつかしく思うのは時代錯誤だとしてもやるせなくもある。
4月前半単行本のカバーつきもの類の入稿。
夜、plus掲載用の対談。青春、下積み、大人になること。アフター対談も盛り上がり、25時解散。23時30分に時計見てから、25時までがあっという間だった。

3月6日
新書リライトのめどがつく。全体を見返しつつ、本文や見出し、写真の位置などデザインの指定をし、入稿へ。少しほっとする。

3月7日
午後、4月前半に発売される小説の取材立ち合い。
取材は、本がどんなふうに読まれたのか、そして、著者の方がどんなふうに書かれたのかを聞く貴重な機会。今回は、はじめての取材ということもあって、私もどこか緊張する。再校ゲラの戻しもいただき、あとは私がしっかり終わらせねば。
夜、髪を切る。

3月8日
朝、plus会議。
その後、販促物のコピーを考えたり、明日公開の「漫画・恋が生まれるご飯のために」の準備をしたり、4月文庫の校了作業をしたり。
午後、デザイン事務所へカバーつきもの類の色校を届けて、そのまま麹町で取材。カルトとマインドコントロールの話など。何かを信じるということの不合理さ。“人間”というものが凝縮されたような話だった。

3月9日
昼すぎまで、自宅でゲラ作業。
その後、デザイン事務所へ行き、昨日の色校のピックアップ。要再校。
夜、青山ブックセンターでの斎藤桂さん『1933年を聴く 戦前日本の音風景』のトークイベントへ。ゲストは、辻田真佐憲さん。国際連盟を脱退し、国粋化していく1933年。近代国家における国民意識を植え付ける役目も担ってきた音楽。国家による「自分探しの音楽」というフレーズが印象深かった。現代の話はあまり出なかったけれども、今の「音風景」というのはどんなものなんだろうか。
会社に戻り、仕事の続き。
今週は、月曜日以外、ぜんぜんお酒を飲まなかったら、体と頭が軽かった。町田康さんの連載「酒をやめると人間はどうなるか。」が、いま、酒をやめるためには、自己改造ではなく認識改造が必要で、人間に幸福追求権はあるけれど、幸福になる権利なんてものはない、という話なのだけど、それが私の心の何かに触れた気がする。


幻冬舎plus 竹村優子

 

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