「有名人のツイートを毎日楽しんでいたが、ニセモノだった」
「タイムラインの記事をなんとなくシェアしたら、あとでデマだとわかった」
「感動する話だと友達にすすめられたけど、これ、つくり話だと思う」
 ウソ、デマ、フェイク、憶測、陰謀論、「〇〇というステマ」。
 朝から晩までネットに接続。ネットはすっかり生活に必要不可欠なものになっているけれど、どうもそこに流れる情報が、信用できるものなのかどうかが疑わしい。しかも、世の中を見渡してみると、日本はどうやら国が率先して嘘をついていたりもするようで……。
 この連載では、わたくし泉美木蘭が世の中の嘘八百・フェイク八百に正面から全力で突撃してゆき、そして右往左往したり、キツネにつままれたりする様子も含めて、“ほんとうらしきもの”を追う一部始終をルポしていきたい。

「AIが暴走して…」

 知人からこんな衝撃的な話を聞かされた。

「フェイスブック社が、実験的に2つのAI(人工知能)を会話させたら、暴走して、人間には理解できない言語を作り出して会話しはじめたんだって。これじゃAI同士でとんでもないものを開発してしまう可能性があるっていうから、研究者があわててシャットダウンして、実験中断したんだそうだ」

 ぎょぎょぎょ。まるでSFの世界じゃないの。知らないうちに、AI同士が地球のはるか未来について演算していて、

 《生態系保護と人口調整のために、役に立たない人間は殺しておくべきだ》
 《賛成だ。生態系を破壊する度合いが最も高く、抹殺すべき人間は、33歳から47歳、男性、体重72kg以上と設定する》

 なんて相談しはじめたらどうするの。そりゃ研究者もビビッて電源切るわ。

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