2月5日
昼過ぎからエリカ・アンギャルさんと打ち合わせ。10月に発売した『ラブダイエット~スイーツなしで心と体を満たす美の教科書~』をもう少し広められるような企画が何かできないかと思って。
会社に戻り、経費の精算作業や、plusの原稿料計算、はあちゅうさんと宇野常寛さんの対談原稿のリライト、plusで新しく始まる生島淳さんの連載「カウントダウン東京オリンピック」のプレビューづくりなど。
そして、先週に引き続き、英文メールと格闘。

2月6日
今日は一日机での仕事。
締め切りをだいぶ過ぎてしまった、4月の文庫2冊の帯コピー、内容紹介をようやく取り掛かる。わずか20文字くらいのコピーと160字のあらすじだけれども、書いたり、削ったり、いまだに時間がかかる。

2月7日
午前中、持ち込みの企画の相談を受ける。その後、6月文庫のデザインについての打ち合わせ。6月刊行なんてまだ先のように思うけれど、5月の新書の入稿準備もそろそろ進めないといけない頃。けれども、今日はあまり机に座る時間がなく、週末のモーションブルー横浜ライブで販売するために野宮真貴さんに作っていただいたサイン本のピックアップに六本木のスタジオへ。
夜は、はあちゅうさんの「自分を仕事にする生き方」セミナー第2回。今日のゲストは、作家の小野美由紀さん。テーマは、「ネットで始める創作と文章の書き方」。大学も同じで、入学年も同じ。大学の制度を使って留学をしたり、世界一周をしたり、そして、ネットをきっかけに「書く」仕事につき、小説を一冊刊行したというのも同じ。在学中に面識はなかったようだけれども、ある時、お互いを意識しあったよう。たしかに、これだけ共通点が多ければ、気になると思う。トークは、遠慮もなれ合いもない、緊張感のある濃厚なものだった。
感想のまとめはこちら→https://togetter.com/li/1197333

2月8日
午前中、plusのオープン会議。
午後、机仕事。夕方、麹町で打ち合わせ。
九龍ジョーさん、磯部涼さんの『遊びつかれた朝に』を読み終わる。2010年代のインディーズ音楽シーンにまつわる話なのだけど、それぞれが「自分だけの地図をつくる」ような活動の仕方に音楽の枠を超えて刺激を受ける。

2月9日

ヨーゼフ・ボイスのコスプレで登場した会田さん

原稿のリライトや、plus用の「欲望の民主主義」の記事づくりなど。
夕方から、会田誠さんの「GROUND NO PLAN」展の内覧会へ。
大林財団の助成による展覧会の第1回で、コンセプトは「都市の未来を考える」。でも会田さんが提案するのは、「NO PLAN」。建築家もアーティストも余計なことはするな、と。
それが作品としてどう表現されているかはぜひ会場で見てほしい。熱量あふれる作品群。
plusの「データを調べられない一絵描きが勝手にほざく『これからの日本』」シリーズでの問題提起と重なるところも多く、ヨーゼフ・ボイスへの複雑な思い、東京を象徴するお土産の構想、巨大建築への違和感は、こういう風に具現化されるんだ!と作品へ連なる思考の経過をたどることができたのも感激だった。
そしてなにより私が胸を打たれたのは、バラックと雑草の作品。私もバラックと雑草の美しさを感じて生きていきたい、と見終わるころには、なんだか元気になっていた。現代美術の展覧会で、こんな気持ちになったのは初めてかもしれない。
「GROUND NO PLAN」展は、青山クリスタルビルにて24日まで。入場無料。

幻冬舎plus 竹村優子

この記事をシェア
この連載のすべての記事を見る

★がついた記事は無料会員限定