ロザン菅さんの『身の丈にあった勉強法』を発売前に読んで「感想文を送ろう」企画。絶賛、こちらでご紹介させていただいています。
知り合いの受験生にぜひ読ませたいと考えてくださったエチゼンきくらげさん。
ところが、その子は、読書が苦手だそうで。そんな人にこの本を読んでもらうために、まずオススメしたいのが「マークシートで迷ったら3」の章だとのこと。
なるほど!

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【 エチゼンきくらげ 】さんから届いた感想文

「マークシートで迷ったら3を選ぶべき理由とは?」

 もし私が受験生で、ネットのニュースサイトの見出しにこんな文章を見つけたら迷わずクリックしたくなります。

 ロザン菅さんの新刊「身の丈にあった勉強法」は、彼の相方である京都大学卒のインテリ芸人・宇治原さんが行っていた勉強法を分かりやすく、かつ実践的にまとめた本です。その中でもまず目を引いたのは、「マークシートで迷ったら3」という章でした。

 菅さんが学生時代に調べた結果、統計的に3が多いとのことですが、問題を作る側としても1や5など端の選択肢は正解にしにくいそうで、「学生時代に知っておきたかった!」と感じました。後日談として、改めてセンター試験のマークシートでどの番号が多いか再調査をされたのですが……その結末に思わず笑ってしまいました。

 他にも「マークシートは満点を目指さないでOK!」といった内容も興味深いものでした。マークシート式テストはセンター試験に導入されているとおり、「100点を取らせないためのテスト」であり、逆に満点にこだわりすぎると良くないとのこと。実際、宇治原さんもご自身の実力と合格ラインを鑑みて、どの科目で何点を取るか綿密に計算した上で臨まれていたようで、受験の戦略的な要素に驚きました。

 マークシートは、自分が出来る最大のパフォーマンス、つまり「身の丈にあった能力を発揮する場」だと思いました。

 何やら、人生と似通っていると感じます。

 生きていく上で私たちは大小数え切れない選択をしています。どの大学に行こうか?どの会社に転職しようか?今日の夕飯はどうしようか?等々……。自分の実力を超えない、身の丈にあった範疇で最善のものを選ぶという点が、満点ではなく最良を目指すマークシート式テストと似ている気がしてならないのです。

 話は変わりますが、本書では子どもに「宿題やった?」と聞くことの危険性を述べています。親から言われて"やらされる"ことは、子どもにとっては罰になる、とのこと。最近、例文に「うんこ」と入った漢字ドリルがヒットしましたが、自発的に勉強させるために興味を持たせることがポイントだと感じました。

「身の丈に合った生き方」など、ライフハック的な内容も書かれており社会人でも十二分に楽しめますが、「勉強法の勉強」が出来る本作と学生時代に出会えていれば……と思いました。知り合いが受験生のため是非読ませたいですが、その子は読書が苦手で本を読む習慣が無いため、まず「マークシートは3が良いらしいよ」と伝えてみます。それが、自ら手に取って読むキッカケになれば、と思います。

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菅広文『身の丈にあった勉強法』

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