何かを始めるとき、戦略が必要だと思っている人は多いかもしれません。しかし、はあちゅうさんはすべて意志が先。戦略は行動しながらついてくるといいます。

*今回で最終回になる本連載。ほぼ書き下ろしのようなかたちでの単行本『「自分」を仕事にする生き方』が12月20日の発売を予定しています。新刊に関連したオンラインサロンも開設されました。一番下に情報を掲載しています。ぜひご覧ください!
 

戦略ではなく本気さが道を拓く


「どうやって戦略を立てているんですか?」

講演会などで必ず聞かれる質問なのですが
戦略を立てて行動するというより、
私の場合は
意志が先にあることが多いです。

昔は先に目標と戦略を立ててから
行動するタイプだったのですが
今はもう時代の変化のスピードが早すぎて
計画が現実に追い抜かれそうなので、
思い立ったらその時が動き時だと考えを変えました。

自分が思いついたアイディアは
一か月後、すでに誰かが
カタチにしている可能性がある。
それくらいのスピード感で
世の中は動いているから、
常に危機意識がないと、
準備しているうちに、
お祭りは終わってしまいます。
だから戦略は動きながら考えるのが一番いいと思うのです。

本気の戦略が頭の中で湧くのは、
いつも行動を開始してから。

手をつけずに安全圏にいて
頭の中でああだこうだ考えているうちは
本気の手法はふってきません。
でも、もう後戻りできないところまでくると、

誰かのふとした言葉がきっかけで
アイディアが湧いたり、
まさにこれが欲しかったという
サービスが世の中にそのタイミングで出てきて
「これを組み合わせれば出来る!」と思えたり。

本気になれば道は開くんだと
本気で信じています。

全て、意志が先。

行動の全てを意志ファーストにすれば
戦略は後からついてくる。

昔、出版業界の方に
「本は一年に一冊以上出しちゃダメ。
多くても二冊」と言われたことがあります。

本というメディアは、
それでなくても買う人が少ないのに、
次から次へと出してしまうと、読者が飽きる。

執筆活動を長く続けたいなら、
一冊出したらしばらく間をあけて
次の本は半年以上先に、と。
そうしないとどんどん売れなくなっていくそうです。

その説明には納得がいったけれど、
でも、「今これを誰かに伝えたい」
と思ったら、それを本にしたいと思うのは当然だし
その時にいちいち「でも前の本から2カ月しかたってない…」
とかって戦略にそって考えすぎると、熱も冷めてしまうし、

だったら、「間隔は短くなるけど
しっかり売っていこう」という意志の下に、
戦略を自分で作っていくしかない。

誰かのやり方が
自分にもまるっきり通用するわけではないんです。

他の誰かと自分では、状況が違う。
それを踏まえて一回一回、
自分の心に手をあてて
「今の私は何がやりたいんだろう?」と
聞いてみる。

他の人がやっているから、
儲かりそうだから、
流行っているから…

そういうものといったん距離をおいてみて、
まずは自分の意志がどこにあるかを
確認する。

それで、
「ここに私の意志がある、これを今
絶対にやるんだ」
と思えたら前例や環境を無視して
突っ走ってしまってもいいと思います。

それが自分の進むべき道であれば
オリジナルの戦略が自分の
進む方向に出来ていきます。

戦略は、むしろ後からついてくる。
それくらいの感覚で
意志を持って進む人の生き方は
「仕事」と言えるほどの
価値をもってくると思います。

ぜひ、戦略ではなく
意志を大切に生きてみてください。

 

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冷え性なのでこの季節は
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家で仕事をする時はこれに紅茶をいれて、
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