9月17日
台風が向かってくるなか大阪へ。
ロフトプラスワンウエストでのイベント『読書で離婚を考えた。』出版記念「トークで夫婦を考える。」。やきもきしたけれども、無事開催。
出演者の円城塔さん、田辺青蛙さん、花房観音さん、吉村智樹さんという2組の夫婦で、前半は、「夫婦」について、後半は、「読書」について語り合う。
それぞれの夫婦のなれそめ、4人の方の本棚の写真、いまおすすめしたい本の紹介などなど、2時間ではとても足りなかった。とはいっても、台風は刻一刻と近づいてきているので、すぐに解散する。

9月18日

夕方から、12月発売の町田康さん「餓鬼道巡行」文庫化のカバー撮影。最初はすでにある素材で、とデザイナーさんと検討していたけれども、結局、撮り下ろすのがいちばんではないか、ということになった。16日に探していた布はこの日のためのもので、「レストランにあるみたいな真っ白な布」というリクエストだった。
きっとかっこいいものになると思う。

9月19日
午後から社内で打ち合わせ。夕方、市ヶ谷でゲラの受け取り、そのあと麹町で打ち合わせ。三連休が出ずっぱりだったので、そのあとは自宅で仕事。

9月20日
20代の編集者とランチ。本当の若手の人に会うと、自分もいつのまにか経験年数だけは積んだのだなぁと実感する。やる気あふれる話をたくさん聞いて、おおいに刺激を受ける。私もがんばろっと。
夜は、今日出来上がった9月の新書の見本を中村淳彦さんにお届け。『AV女優消滅』。いまリアルタイムで動いている問題なので、どういうふうに受け止められるのかを考えると、ナイーブな気持ちになる。中村さんも憂鬱そうだった。
ポルノグラフィ、AV産業の問題は、本当に難しい。リベラルな資本主義社会の産物でありつつも、そこに歴然と残る前近代的な男尊女卑の価値観。その矛盾。私はそれが、特別の世界の特別な出来事だとは思えずにいる。発売の28日まできっと悶々とするのだろうな。

9月21日
夜、中村淳彦さんと鈴木涼美さんのplus掲載用の対談。中村さんが涼美さんの『おじさんメモリアル』を絶賛。涼美さんは中村さんを「絶望おじさん」と呼んでらした。たしかに(笑)。おもしろい対談記事をお届けできそう。

9月22日
昼過ぎまで、自宅で集中してゲラ仕事。

会社に行き、月曜日公開の「人生を半分あきらめて生きる」を登録。その後、10月前半の担当本、エリカ・アンギャルさんの『ラブダイエット~スイーツなしで体と心を満たす美の教科書』のカバー類再校チェックと本文の校了作業。
カバーの写真が、初校では明るすぎたのか、花の輪郭が飛んでしまっていたけど、再校では、ディティールが出ていた。付物類はこれで責了。本文は、週明けまで持ち越す。
夜、鳥居みゆきさんの舞台『モンスター』を見る。

幻冬舎plus 竹村優子

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