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2017.08.12

山好きも、山初心者も必見! 47都道府県「日本百低山」ガイド その11

埼玉の「名低山」は、伊豆ケ岳、四阿屋山。

埼玉の「名低山」は、伊豆ケ岳、四阿屋山。

北海道から沖縄まで、ふるさとの「名低山」100座を山岳ガイド協会所属のプロが紹介した『日本百低山』(日本山岳ガイド協会編)より、各都道府県の「名低山」をご紹介。
第11回は、埼玉の「名低山」、伊豆ケ岳、四阿屋山から、「伊豆ケ岳」を。

伊豆ケ岳 izugatake 飯能市 851m

冬枯れ楽しむ明るい山
眺望優れ、奥武蔵で人気

埼玉県飯能市から秩父市に至る街道は、高麗川沿いに正丸峠を越える。この辺りの山々
を奥武蔵山域と言い、奥多摩と秩父の境に広がる。

伊豆ケ岳は、高麗川流域の最高峰であり、南西側は入間川の源流でもある。この山域の
中央部に位置し、古くから修験の山としても有名であったが、西武秩父線が通り、四季
折々、山歩きの対象として奥武蔵の最も親しまれる山となった。

ルートは正丸峠から、高麗川から、秩父や入間川側からと幾つもある。冬枯れを楽しめ
る明るい山だ。ただ、冬は南岸低気圧通過に伴う雪の恐れがあり、この場合は、雪の山を
経験していない方にはお勧めできない。

西武線正丸駅で降りると、登山届提出箱がある。間違いなく出しておこう。駅から右に折れ、高架下を抜けて車道を集落に沿って緩やかに上る。途中、右手に安産地蔵尊がある。さらに清流沿いに上ると、馬頭尊があり、ここで正丸峠への道を右に分ける。

小高山と五輪山へ突き上げる沢沿いの山道に入る。森林伐採用の林道も並行し、間違わないこと。間伐の倒木をまたぎ、しばらく植林の間を上がると、小高山経由の登山道と、直接伊豆ケ岳直下の五輪山へ続く登山道との分岐だ。大きな道標があり、分かりやすい。

左の五輪山へは、沢沿いから急傾斜を上がる。山に慣れない人は、下りより上りに使いたい。沢沿いに大岩を乗り越え、やがて源頭の急斜面になり、工事用ロープが固定してある。すぐに支尾根の上に出て、尾根上を五輪山へ上がる。

主稜線に出て左に少し下ると、山頂直下の男坂、女坂の分岐だ。男坂のクサリ場は危険で、登らないよう掲示されている。西側の女坂を経て頂上へ達する。特に冬の眺望が良い。近くは武川岳の肩越しに武甲山、都心と近郊、関東北部の名山も望めるだろう。

下山は女坂を下り、正丸峠へ向けて五輪山を越す。小高山では正丸峠への道を左に見て尾根を正丸駅へ。整備された登山道をカメ岩まで下ると、沢に近づき往路に戻る。正丸駅までのんびり下ろう。
(日本山岳ガイド協会理事長 磯野剛太)

ガイドの目
冬の山歩きは、交通が単純であるほど良い。伊豆ケ岳は、西武線を利用することで、首都圏各地から簡単に日帰りの山歩きが楽しめる。またマイカー利用でも、正丸駅には駐車場が整備され至便である。
春や秋には、この山から、足腰を守る神仏の子ノ権現竹や寺まで頑張って歩くことを勧める。冬は日が短いので、慣れない人は山頂を往復するだけにとどめよう。
特に降雪直後は、無理をせず、途中で引き返すか場所を変えよう。西武線沿線には、高山不動尊、関八州見晴台、日和田山、天覧山など見どころに事欠かない。

参考タイム
正丸駅(50分)−五輪山分岐(50分)−伊豆ケ岳(30分)−小高山(1時間)−正丸駅

 

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