昔から二月と八月は、本屋に限らず小売業では「売上の谷間の時期」といわれております。古本屋やカフェを経営する、個人経営の店主たちともよく話をしますが、夏はお互い口を開くと「お客さんがこないねー」という話になりがちです。

 Titleも荻窪駅からは歩いて十分少々かかりますので、昼間はバスをご案内もしておりますが、夏場の盛りにはどうしても客数は減ります。そんなさなかに来て頂いたお客さまには、なるべく店内で涼しく過ごして頂こうと、カフェでは夏の期間限定でかき氷を出しております。「本屋でかき氷」ということが珍しかったのか、これは好評をいただいており、入店後すぐにカフェでかき氷を食べて身体を落ち着かせてから、店内の本をゆっくりとご覧になるお客さまも増えてきました。

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お知らせ

 

◯2018年5月18日(水)19:30〜 Title1階特設スペース

翻訳者が語りあう「フランス恋愛小説」の楽しみ方
永田千奈さんと中村佳子さんに聞く

光文社古典新訳文庫で数々のフランス文学を翻訳してきた永田千奈さんと中村佳子さんのお二人をゲストに、フランス恋愛小説の魅力と楽しみ方を語りあう一夜。


◯2018年5月18日(金)〜6月3日(日) 12:00〜 Title 2階ギャラリー

「おかえり色彩」
今日マチ子『センネン画報 +10 years』(太田出版)発売記念原画展

今日マチ子の処女作『センネン画報 』(単行本版)が発売されてからこの5月でちょうど10年。著者悲願のオールカラー版『センネン画報 +10 years』刊行を記念した原画展を開催。オリジナルグッズもあり。


『365日のほん』辻山良雄(河出書房新社)

春、夏、秋、冬……過ぎゆく毎日に1冊の本を。Titleの店主が紹介する、スタンダードな本365冊。どこでも、どこからでも楽しめる、完全書きおろし。

 

 


『本屋、はじめました―新刊書店Title開業の記録』辻山良雄(苦楽堂)

<5刷!ロングセラー>
「自分の店」をはじめるときに、大切なことはなんだろう? 物件探し、店舗デザイン、カフェのメニュー、イベント、ウェブ、そして「棚づくり」の実際。事業計画書から、開店後の結果まですべて掲載。堀部篤史さん(誠光社店主)との特別対談を収録。