星野源さん、石田ゆり子さん、スガシカオさん…たちが住むシェアハウスに羨望の眼差しが。連続ドラマＷ『プラージュ』舞台挨拶が幸せな空気感だった理由｜幻冬舎ニュース｜幻冬舎plus編集部

左から、渋川清彦さん、眞島秀和さん、仲里依紗さん、星野源さん、石田ゆり子さん、スガシカオさん、中村ゆりさん、吉田康弘監督

（写真：疋田千里）

　7月31日、東京国際フォーラムにて「連続ドラマW プラージュ～訳ありばかりのシェアハウス～」の完成披露試写会と舞台挨拶が開かれました。

　たくさんの応募の中から選ばれ招待された方々の喜びがにじむ会場で、第1話の放送がスタート。星野源さん演じる主人公・貴生のおバカっぷりに時折笑いが漏れ、同じシェアハウスに住む他6人の謎に包まれた言動の数々にモヤモヤし、次回以降はいったい……？というところで会場は明るくなりました。

　その後、星野源さんをはじめ、シェアハウスに住むすべての住人——— 仲里依紗さん、眞島秀和さん、中村ゆりさん、渋川清彦さん、スガシカオさん、石田ゆり子さん――の皆さんと吉田康弘監督が登壇すると、会場は一気に華やかに！

　このドラマで俳優デビューし、「右も左もわからず百戦錬磨の先輩にいろいろ教えていただいた」「DVDが全5話まで配られてはいるんですけど、僕はまだ怖くて見れてない」と、やや緊張気味のスガさんがちょくちょくいじられながら、それぞれの役どころや撮影秘話が語られました。

　石田「一人一人がとても魅力的な素晴らしいドラマなんです。スガさんがね」
　スガ「俺いらない」
　石田「スガさんが初めて芝居をしてます」
　星野「みんな知ってます」
　石田「それはとても素敵なんです」
　スガ「もうやめて」

　キャストのみなさんのほんわかとした仲のよさが伝わる場面は、ほかにもたくさんありましたが、その背景にはどうやら楽屋の存在があったようです。

　撮影している現場の2階に、10畳くらいの控え室があり、撮影が終わるとそこに詰めて、出演者のみなさんで小声でいろいろな話をしていたそう。

「みんな定位置、自分の場所というのがあって(石田)」「夜になると薄暗くなって、ゆり子さんがランプみたいのを持ってきてくださって恋バナとかも始まって(中村)」「昼は差し入れの話で盛り上がり(星野)」「夜はどうにもならなくて人生を吐露し合う(石田)」「でもあの時間がプラージュで一緒に暮らしているという空気を作ったなと(石田)」

　ドラマは「罪やさまざまな過去を背負った人々の再生」がテーマ。訳あり住人たちばかりが住むシェアハウスとはいえ、こんな優しい空気があふれる「プラージュ」に一度住んでみたい……と、どこか羨望の眼差しが会場から向けられているようでした。

　そして最後に星野さんが締めの一言。

　星野「いろんな魅力が話(わ)ごとに違っています。2話の中村さんのお弁当屋さんのお父さんお母さんのシーンとか本当にすばらしいですし、4話の冒頭なんてヤバいです。仲さんが……言えないですね。WOWOWでしかできないぞというショットがすごいんです。様々なエンターテインメントの魅力がつまっている5話になっていると思います。貴生もみなさんに出会って、後悔したり、希望を持ったりすることで少しずつ変わっていく、そういう流れをぜひ5話通してみていただけたらと思います。あと5話のスガさんすごく素敵でしたよ」
　スガ「おい……」

「連続ドラマＷ　プラージュ〜訳ありばかりのシェアハウス〜」は8月12日(土)からスタート。毎週土曜日夜10時よりWOWOWプライムにて放送(全5話・第1話無料放送)。原作『プラージュ』(誉田哲也著)も合わせて、お楽しみください！（Ｓ）