つい先日、出版界における年に二回の大型イベント、「芥川賞」「直木賞」の発表が行われ、芥川賞は沼田真佑さんの『影裏』(文學界5月号)、直木賞には佐藤正午さんの『月の満ち欠け』(岩波書店)がそれぞれ選ばれました。


 毎回、受賞作が決まるひと月前には候補作が発表されますが、個人的にどの作家が取ってほしいという思いとともに、本屋としてはどの作品が受賞すれば売り上げが一番上がるのかを、ひそかに考えています。大型書店では、どの作品が受賞しても良いように、事前に少しずつ在庫を持っておくこともあり、発表前からその準備は着々と行われています。

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お知らせ

 

◯2018年5月18日(水)19:30〜 Title1階特設スペース

翻訳者が語りあう「フランス恋愛小説」の楽しみ方
永田千奈さんと中村佳子さんに聞く

光文社古典新訳文庫で数々のフランス文学を翻訳してきた永田千奈さんと中村佳子さんのお二人をゲストに、フランス恋愛小説の魅力と楽しみ方を語りあう一夜。


◯2018年5月18日(金)〜6月3日(日) 12:00〜 Title 2階ギャラリー

「おかえり色彩」
今日マチ子『センネン画報 +10 years』(太田出版)発売記念原画展

今日マチ子の処女作『センネン画報 』(単行本版)が発売されてからこの5月でちょうど10年。著者悲願のオールカラー版『センネン画報 +10 years』刊行を記念した原画展を開催。オリジナルグッズもあり。


『365日のほん』辻山良雄(河出書房新社)

春、夏、秋、冬……過ぎゆく毎日に1冊の本を。Titleの店主が紹介する、スタンダードな本365冊。どこでも、どこからでも楽しめる、完全書きおろし。

 

 


『本屋、はじめました―新刊書店Title開業の記録』辻山良雄(苦楽堂)

<5刷!ロングセラー>
「自分の店」をはじめるときに、大切なことはなんだろう? 物件探し、店舗デザイン、カフェのメニュー、イベント、ウェブ、そして「棚づくり」の実際。事業計画書から、開店後の結果まですべて掲載。堀部篤史さん(誠光社店主)との特別対談を収録。