CIAといえば、世界トップレベルの諜報機関だ。
そのCIAがどんな方法で情報収集をしているのか? そのまさかの方法とは?
ここまで書いていいのか!? 話題の新刊『サイバー犯罪入門 国もマネーも乗っ取られる衝撃の現実』より、一部公開!

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◆〈ターゲティング〉CIA流ハッキング講座(基礎編)

 CIA(米国中央情報局)が諜報活動を行う時、まずはどのような方法で情報を収集しているのかご存知だろうか?
 2013年にエドワード・スノーデン氏が、CIAの連携機関であるNSA(米国国家安全保障局)から内部文書を持ち出した。この時、世界中がこのニュースに騒然とした。スノーデン氏が持ち出した内部文書には、諜報活動の手法を示した職員向けの手引書も含まれているのだが、その手引書に記載されていた“諜報活動の方法”とは意外なものであったからだ。
 なんと「グーグル」で検索をするのだ!
 これは、私が言い間違えたわけでもなければ、あなたが読み間違えたわけでもない。
 そう、あなたがいつも使っている、検索サイトの、あのグーグルのことだ。
 実は、公開されている情報を情報源とする「オシント(OSINT・オープンソースインテリジェンス)」と呼ばれる方法は、グーグルが登場するよりも以前から、一般的な諜報活動の手法であった。そして、諜報活動で得られる情報の9割以上は「オシント」によって得られる。むしろ、グーグルの登場は情報の検索性を高め、オシントの効率化を推し進めたということであろう。
 では、スノーデン氏が持ち出した内部文書に記されていた方法の中から、あなたがサイバー犯罪(もしくはその対策)に今すぐ使えるグーグル活用方法を一つ伝授することとしよう。5分後には、あなたもハッカーだ。
 ここからは、もし手元にパソコンやスマホがあれば、実際に試しながら読み進めてみてほしい。

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 あなたは(東京都)港区でイタリアンレストランを探しているとする。「食事に行くために」だ。まだ「サイバー犯罪のターゲットとして探している」わけではない。
 その場合、グーグルの検索窓には「東京都港区 イタリアン」といった形でキーワードを入力することになるだろう。検索結果は無事表示されただろうか。
 ……これがいつも通りの検索方法だと思う。
 ご存知の方もいると思うが、グーグルには「検索演算子」と呼ばれる便利な機能がある。この機能を検索キーワードに組み合わせることで検索結果を絞り込むことができる。

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(以後の説明は、あまりに具体的過ぎて危険なので、ぜひ本書にてお読みください!)

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