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2017.07.15

なんだか面白いので、まだ続けるよエッセイ56

香川のもちもちぷりぷりのうどんが食べたくなる!ダイエットをあきらめた男(!?)の、渾身の食レポ!

歌う旅人・香川 裕光

香川のもちもちぷりぷりのうどんが食べたくなる!ダイエットをあきらめた男(!?)の、渾身の食レポ!

うどんといえば香川県。讃岐うどんといえば、香川の代名詞でしょう!と、他県の者は思ってしまう。
最近では、香川のうどんを食べられる店が、日本各地に増えているが、やっぱり、本場のうどんは違うらしい。
味もともかく、香川のうどんは、ひとつのエンターテイメントなのだ。
……それにしても、美味しそう! 読むとお腹が空きます! ダイエットより、今はうどんです。 

*  *  *

エッセイ
うどん県

 あ、あ、あ、あ、暑い……。「夏ってこんなに暑かったっけ?」って、すれ違う人全員に尋ねたくなるくらい暑い。気温が35度だの36度だのと……。人間の体温か!? 今、外気に触れるということは、つまりは全身をおじさんに包まれてるのと同じわけだ。生ぬるくてとても素敵である。なんだか食欲がなくなってきた……。つめたいうどんが食べたい。つるつるシコシコの角ばった麺を口いっぱいに頬張りたい。それでもって、あんまりたくさん噛まずに喉越しを愉しむのだ。あーー。うどんが食べたい。
 

 と、いうことで、「うどんを食べたい」という理由だけで“うどん県”こと、香川県へやってきた。一応、僕の苗字は“香川”だが、この町には縁もゆかりもない。しかし兎にも角にもうどんが好きだ。やはりそういう血が流れているのかもしれない。
 香川では、一食180円~300円くらいで、うどんがお腹いっぱい食べられる。魅惑のリーズナブルさなんだけど、辿り着くまでが、とにかく高い。広島から高速を走り、瀬戸大橋を渡って香川に行くとなると、往復で1万円以上交通費がかかる。1万円かけて200円のうどんを食べに行くのだから、なんとも贅沢だ。
 ちょっとスケジュールに空きができた僕は、たまにはギターを置いて、なんのプランもなく行ってみようってことで、一先ず瀬戸大橋を渡って香川県は坂出市にやってきた。“うどん旅”のはじまりだ。
 すこぶる天気の良い日だ。拓けた道を走っていると、『まんが日本昔ばなし』に出てきそうな一コブ山がポコポコ見える。四国の山は、日ごろ見慣れている中国山脈の高い山々とは違って、“THE・山”という感じで、おっぱいのようなかたちである。
 そんなおっぱい山を眺めながら、のんびりドライブすること20分。ふと昔食べたことを思い出して、ぶっかけうどんが売りのお店、善通寺市の「山下うどん」に到着。
 ここのうどんは太めで、口の中に入れるとモチモチプチプチと麺が躍る。お腹もうどんを期待して、今にも鳴きだしそうである。
 しかし、お店の前で僕は驚愕の事実を知った……。
 消えかけたボロボロの看板に書いてある「本日閉店」の文字。
 え? まだ18:30だけど?? スマホで調べると、18:00閉店とある。まじか……。香川の人は、晩御飯にうどんを食べないのだろうか? 
 非常に残念だけど空いてないもんは仕方ない。調べてみたところ、香川のうどんの名店のほとんどが、夕方には閉まるらしい。早いところは昼過ぎには閉まるというのだ。うどんを打つために早朝から麺打ちをしなければならないからなのだろうか。
 さて別の物を食べようかとも思ったのだけど、口はもう完全に「うどん」になってしまった。夜でもやっている名店を探そう! 
 さっそくGoogleさんに相談してみた。そしたらさすがうどん県、もちろん夜も営業しているお店だってある(当たり前)。いや、よくよく調べてみると、営業パターンは3つくらいあって、その1)早朝から昼過ぎまで、その2)昼前から夕方、その3)ほとんど1日中営業。という感じだ。なるほど。やはり、ちゃんと下調べは必要だ。
 そんなこんなを経て、結果、僕は、2日間の滞在で4店舗のうどんを食べた。
 と、いうことで! 今回は食エッセイっぽくレビューしてみようと思います!


☆仕事帰りの人で大盛況! お腹いっぱい系!!
『大釜うどん(善通寺)』

 釜揚げうどんが有名なお店。僕は冷たいうどんが好きなので、ぶっかけを注文。香川のうどん店は、基本セルフなので、どこでうどんを注文して、どのつゆをどんな風にかけたらいいのか、システムがなんだかよくわからない。釜揚げうどんの人はここでダシを? ぶっかけはこっち? うーんわからん! よく見たら「注文の仕方がわからない人はこれをお持ち下さい。」と張り紙があり、その横にタワレコのうちわが置いてある。なんでやねん!
 麺はすごくコシのある太麺で、食べ応え十分。夜だったこともあって“中”を注文したところ、しっかり2玉入っていた。
まっっっっっくろになるくらい味が染みてるおでんもgood! お腹いっぱい食べても400円。

☆インスタ映えばっちり!! エビの屋台船天ぷらうどん
『手打ちうどん渡辺(丸亀)』

 まず、見た目のインパクトがすごい。海老天の天ぷら部分が、なんと屋台船型。うどんのダシに浮いているのかと思いきや、大きすぎて器に入らず、つまり器の上にのっかっているのである。カリカリと箸で割って、ダシに沈没させながら食べていく。やはりこのインパクトは他店にはないのか、開店前から行列ができていた。
 麺はプリプリしていて、やや細め。ダシもよく利いていて。飲み干したくなる美味しさ。ちなみに“きつねうどん”も独特だった。油揚げが超でかい。丸形の蓋のように乗っていて、うどんが見えない。
 接客のお姉さんも感じが良く、店内もまだ新しくて清潔感ばっちり。カウンターにネギやショウガが常備されているのも嬉しかった。

☆すだちでさっぱり、ガツン系! ぶっかけうどん
『山下うどん』

 あきらめきれず、翌日にリベンジ! 冷たい肉ぶっかけを注文。麺が“ややぬるめ”にしてあり、そのおかげか、とってもモチモチ! すだちをかけて、勢いよくすすると、口の中で麺が躍る。ガツンとほおばりながらも、さっぱり。
「すごく素材の味がして優しいなぁ」と、しょうゆでもかけようか迷いながら食べていたら、店員さんが「すみません! つゆ入れ忘れてました!」とやってきた……!
 あまりの美味しさに、翌日また行こうかと思うくらいの名店。ここのうどんは、土産品としていろいろなところで売っているけど、やはりお店で食べると格別に旨い。ああ、今からまた食べたい。

☆これぞうどん県! 行列のできる大定番のかまたまうどん
『なかむらうどん』

 かまたまうどんと言えば、「山越」が人気店なのだけど、こちらも大人気。その昔は、客が畑からネギをとってきてトッピングするシステムだった――というくらいの究極セルフ店。
 店内に入ったら、サイズを伝えて器をもらい、自分で卵を割って溶いて準備。アツアツの麺を入れてもらったら卵と混ぜて、ネギをかけたら出来上がり。薄口しょうゆをかけて食べる。麺はやや細めで、少し塩みが効いている感じ。かまたまならではのモチツルな食感で、いくらでも食べられそう。
 屋外テラス席で食べるのも気持ち良い。お店のとなりにすごく綺麗で大きなお家があったけど、これはなかむらさん家なのだろうか。200円のうどんでこんなに大きなうどん御殿が建つのか……。うどん、恐るべし!!


 さすがの「うどん県」、どのお店も個性があり、楽しめる。お店によって、見た目やシステム等も違っていて、エンターテイメント感さえある。
 しかし、どこも量は多い。こっちでの“小”は、うどん1玉のことだ。“中”が2玉、“大”は3玉。たまに、「え!? お姉さん、それ一人で食べるの!?」というくらい特盛のうどんを頼んで、何喰わぬ顔で髪を耳にかけて麺をすする女性客を見かける。少し前に糖質カットダイエットをしていた僕にとっては、完全アウトな炭水化物の量だ。でもこんなに美味しいものをカットするなんて考えられない。人生損だ。どんどん食べていこうと思う。
 今回の旅はもう少し続く。ちなみに2日間で1キロくらい太った。続きはまた来週!!

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