『インカメ越しのネット世界』の出版を記念して書籍にも収録されている、はあちゅう×りょかちの特別対談「女の子がいつまでもネットの第一線に立ち続けるために〜」の一部を大公開します!

はあちゅう りょかちさんは最初、自分の自撮りを投稿することに全然抵抗はなかったんですか?

りょかち よく聞かれるんですけど、うまく撮れすぎてる分、あまり自分とは思わなくて。「これ全然自分と違うじゃん」という感じで投稿していました。今snowとかでも全然違う顔になるじゃないですか。そういうときって、自撮りがナルシストの域を超えて、こんな変な写真が撮れた! みたいな感じで笑えるコンテンツとしてSNSにあげやすいと思うんですよね。同じような感じで、全然抵抗はなかったですね。

はあちゅう 自撮りが自分の身の回りにあるうちはいいけど、身内の外に届き始めると誹謗中傷の的になったりする可能性がありますよね。今までにありましたか?

りょかち ああ、ブスみたいなテンプレートな悪口とかは全然言われたりしますね。うん。

はあちゅう でも、心をえぐられるような経験は特になかった?

りょかち ああ、それは……自分は小学校の時、めっちゃ太ってて、自分がかわいいと思ったことないんですよ。だからあんまりショックではなかったかもしれないですね。

はあちゅう それはネット向きですね、だいぶ。

りょかち 本当ですか?(笑)

はあちゅう 慣れてないと、一言、きただけでもドキッとするものだと思います。

りょかち けっこう嫌なこと書かれていても、自分と分断してて。「こう思う人もいるんだ」みたいな感じですね。

はあちゅう 容姿以外でも特に何か言われたこと、ないですか?

りょかち ああ、「新しい世代を名乗って調子に乗ってる」って2ちゃんねるに書いてあるのをみました。

はあちゅう えぇ~!

りょかち 「若者の気持ちを代弁したつもりになって、いい気になってる」みたいなことが書いてあったのですが、「コンセプトがちゃんと伝わってるじゃん」って思いましたね。全然わかってない誹謗中傷されたら軌道修正しないといけないなと反省するんですけど、自分が発信してるもののコアコンセプトが伝わってる悪口で良かったなあと思って。

 私にとってネットに出すのは実験なんですね。こういうの出したら、どういう反応が来るかなと見るのは趣味なので、あまり悪口とかも堪えないかもしれないです。

はあちゅう すごい……!

りょかち いやいやいや……。はあちゅうさんも、炎上についてのお考えを記事に書いたりされてますが、それはご自分の体験から書かれているんですか?

はあちゅう 私18歳のときに自分の顔を出した時点で炎上したんですよ。その時点であまり顔出しする人がいなかったというのもあるのですが、「そういう写真を載せて小学生が真似したらどうするんですか?」というものから「なんで普通の顔なのに顔出しするんですか?美人だと思っているんですか?」というものもあれば、「ブスですね」というものもあって炎上してしまって。「ブスなのに写真を載せて申し訳ございません」って謝罪したら「ブスでもないのに、自分のことをブスって言ってて頭にくる」みたいなことを……。

りょかち えぇ~!

はあちゅう それがきっかけで、Googleのブスの画像検索で1位になったりして。私は18年間この顔で生きてきたけど、顔を出しただけで人の反感を買ってしまうんだなと。他に学歴についても言われたり。それも、頭いいから学歴出してる、とか慶應ごときで自慢げに学歴書いてるけど、ハーバードに比べたら慶應なんてクズですよ、とかいろんな方向から。そんなことが毎日あったから、私がどんな人間であってもイラつく人はいるんだなって思って、炎上したらしょうがないなと。本当にボロボロになったら、いつかやめようと思いながら続けています。

りょかち じゃあ、今はそこまで達していない?

はあちゅう 炎上するたびに死にたくなるんですけど、どうせ最終的にいつかやめるんだったら、言いたいこと言いきってから死のうと思って立ち上がっています。その繰り返しです。

りょかち たしかに炎上しない普通のこと言っても、「それは別に書かんでいいやん」ってなりますもんね。

はあちゅう 例えば誰かのことを伝えるライターであれば炎上しない方がいいと思うんですよ。例えば、私が「りょかちさんの記事を書きます」と言って、私が燃える分にはいいけど、りょかちさんのことで炎上させてしまったら取材対象者として申し訳ないから、商品が自分で良かったなと思います。

りょかち でも、自分が商品になるって大変ですよね。

はあちゅう 私にはこっちの方があっていると思います。

りょかち 合っている?

はあちゅう 面白い表現はそのまま書きたいなって思うし、ブラックだけど面白いというものは、それが誰かの反感を買うものだとしても、出していきたいです。「これが面白いと思っている人に伝わればいいや」って思っているところもありますね。

構成:ミノシマタカコ
撮影:菊岡俊子

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◯内容紹介
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幻冬舎plusでの連載「インカメ越しのネット世界」はこちら
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