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2017.04.21

グラフの使い方 ~絶対にやってはいけないグラフのNG行為~

“円になっていない”円グラフを使っていないか

深沢 真太郎

“円になっていない”円グラフを使っていないか

グラフの使い方を間違えると……

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3Dグラフを使ってはいけない

 この項でも、グラフの「NG行為」をご紹介します。

 テーマは円グラフ。あまりにポピュラーなグラフゆえ、「NG行為」なんてあるのかと思われるかもしれません。

 しかし、多くのビジネスパーソンの教育研修中の作業風景や、作成した資料を見ていると、「??」な円グラフをたくさん目にするのです。

 たとえばある洋食レストランの1週間の注文メニューの割合が次のデータだったとしましょう(図表2―21)。このデータを円グラフで表現します。


 シンプルにこのデータを表現したければ、単純に円グラフを作成すればそれでよいと思います。
 ところが、あえて次のような3Dグラフで表現しようとする方がいます(図表2―22)。私はこのようなグラフは「NG行為」と指導しています。いったいなぜだと思いますか。
 

「正しく伝わるか」より「カッコイイかどうか」?

 そもそも、グラフというものは伝わりやすくするために使うというのが原則です。ところがこのグラフはわざわざ角度をつけてしまっています。最も大きい「パスタ」の24%よりも、「ハンバーグ」の22%のほうが大きいデータに見える方も多いはずです。
 実際、このグラフの数字を隠すと、ほとんどの方が手前の「ハンバーグ」の割合が最も大きいと思ってしまいます。
 伝わりやすくするために使うどころか、あえて困惑させてしまう可能性がある見せ方をする。私にはまったく理解できません。
 ちなみにこうした3Dグラフを好んで使う方にその理由を尋ねてみると、ほとんどが以下のような答えなのです。


「なんかカッコイイ気がするから」「なんかインパクトあるから」


 明らかにグラフを使うことの本質が理解できていません。相手に正しく伝わるかどうかよりも、自分のつくったグラフがカッコイイかどうかが重要というわけです。「For you」ではなく「For me」の精神が強いのでしょう。


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