整体には、体を若く魅力的に保つのに重要な性的能力を増進させる知識と生活術があります。老化を少しでも食い止め、健康長寿になれる方法を、整体師・寺門琢己さんの『老いない体』から4回にわたってご紹介します。 

  

性的エネルギーが空回りする悪循環を断ち切る!

前回、「キレる老人」は意外にも性的な不都合からくるストレスに、その原因があることをお伝えしました。
 女性の場合なら、黄体ホルモンや卵胞ホルモンの分泌異常により排卵に支障が出ること、男性の場合なら、前立腺異常があって射精困難になることです。

 このような卵巣や睾丸の過剰に余った力を若さにつなげるには、どうしたらいいのでしょうか。

 卵巣、睾丸が炎症状態にあると、脳下垂体からの性腺刺激ホルモンの指令を受け取りにくい状態になります。
 指令が遂行されないため、脳下垂体はさらに性腺刺激ホルモンを分泌しようとして過熱、このストレスが怒りの管制塔である扁桃体を刺激し、扁桃体も過熱して、キラーストレス炸裂状態になります。

 

 A 管制塔である扁桃体の過熱炎症状態
    ↓
 B 卵巣、睾丸の過熱肥大炎症状態
    ↓
 C キラーストレス炸裂状態
 

 これが続くと、相互に悪影響を与え合い、A→B→Cの、性的興奮が未昇華の欲望エネルギーになって空回りする悪循環にはまってしまいます。

 この負のサイクルから脱出し、過剰な力を若さにつなげることができれば、「キレる老人」にならずにすみます。

 整体の技術をもって、まずはこの悪循環サイクルから抜け出しましょう。
 次回からは、この悪循環を断ち切る具体的な整体の技術を男女別でご紹介します。
 

次回は、3月13日公開予定です。この連載は、『老いない体』の試し読みです。

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『老いない体』

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