毎日を1%ずつ新しく生きる! 刺激と感動のマガジン&ストア

3月30日(木)14時~20時にシステムメンテナンスを行います

★がついた記事は無料会員限定

2017.03.13

「変わりたいけど変わりたくない」揺れる女心の対処法

金沢 悦子

「変わりたいけど変わりたくない」揺れる女心の対処法

あまのじゃく現象5 損切りができない

1500円で映画のチケットを買った後、とんでもない駄作かつ、あなたが大嫌いなテイストの映画であることが判明。それでもあなたは映画を観に行くだろうか?それとも行くのをやめるだろうか?

『自分では気づかない、ココロの盲点』(池谷裕二著)によれば、前者を選ぶ人が多いのだそうだ。冷静に考えれば、前者はチケット代だけでなく自分の時間まで無駄になる可能性がある。後者を選んだ方が最小限の損失で済むはずなのに、「チケット代がもったいないから」「もしかして、観てみたらおもしろいのかも」などと考えて損失を大きくしてしまうのだ。

「せっかくここまでやってきたから」と、これまでの努力が無駄になるのを惜しむあまり「変わらない」という選択をすることで、結果的に大損にならないように注意したいものだ。

あまのじゃく現象6 お母さんより幸せになってはいけない?

女同士というのは、悪気なく見えない鎖でお互いを縛りあい監視しあっているものだ。学生時代、クラスで一番人気の男子生徒と付き合った女子生徒を影で「男に色目使って」なんて陰口叩いている現場に居合わせたことがあるのではないか。「抜け駆けは許さない」のが女同士の暗黙の了解なのである。

もっとも身近な女である母親との関係でも見えない鎖が存在しているケースは少なくない。自分でも気づかないうちに、「母親よりも幸せになってはいけない」という思いこみが潜在意識に潜んでいて、幸せへの一歩にブレーキをかけているかもしれない。

もし、この兆候に気づいたなら、まずはお母さんの人生と自分の人生を切り分けよう。もしお母さんが不幸せに見えたとしても、それはお母さんの問題であり、あなたにはどうすることもできない。自分にできないことで思い悩んでも時間の無駄というものだ。大切なのは、「自分でどうにかできること」に注目すること。あなたを幸せにできるのはあなたしかいない。

あまのじゃく現象7 「私が辞めるとみんなに迷惑がかかる」という思いこみ

「やっぱり私が辞めるとみんなに迷惑がかかるから」と言って現状維持を選択する人がいるが、今日社長が逮捕されても存続するのが組織というものだ。もちろん、引き継ぎもしないで突然辞めてしまうなどというのは論外であるが、一瞬はあなたの穴埋めが必要だとしても、すぐにあなたの存在など元からなかったかのように回るのが組織なのである。

男性で「自分が辞めるとみんなに迷惑がかかるから」と言って現状維持しようとする人はあまり見たことがない。それは、女性が「選ばれる性」だからであり、求められることに価値を感じる傾向があることに起因していると私は考えている。引き止められると嬉々として留まる女性は多いが、引き止めた側はあなたの人生を保証してはくれないことを肝に銘じておこう。

*  *  *

ここまで変わりたいけど変わりたくない原因を書き散らしてきたが、本当を言うと、変わりたくなければ今は変わる必要はないと私は思っている。なぜならば、変わる時というのは、どんなに抗っても流れを止めることはできないからだ。

啐啄同時(そったくどうじ)という言葉を知っているだろうか?

啐啄同時とは「禅」の言葉である。辞書では「機が熟して悟りを開こうとしている弟子に師がすかさず教示を与えて悟りの境地に導くこと」だと書いてある。(weblioから引用)

「啐」は雛鳥が内側から卵の殻をつつくこと。
「啄」は親鳥が外側から殻をつつくこと。

まさしく、心身ともに準備が整った時に、絶妙なタイミングでチャンスや支援者が現れるというシーンをこれまでに幾度となく見てきた。

しかし、この場合でいうチャンスとは、一見すると災難と思えることである場合も多い。はぴきゃりアカデミーの修了生でも、マタハラで職場復帰できなかったり、契約更新されずにリストラに遭ったりと、窮地に立たされることで渋々一歩を踏み出すことになった人は少なくない。これが抗っても流れを止めることはできない、の意味だ。

さて。もし、「変わりたいけど変わりたくない」の間で揺れ動いているなら、こう自分に問いかけてみよう。

「もし、今のあなたが自分の大切な親友だったら、なんと声をかける?」

そこにあなたの本心があるはずだ。

★がついた記事は無料会員限定

記事へのコメント コメントする

コメントを書く

コメントの書き込みは、会員登録とログインをされてからご利用ください

この記事を読んだ人にはこんな記事もおすすめです
  • 我欲にまみれた20兆円産業の闇を突く。
  • 過去最大ボリュームでお届けする、著者渾身の一作!
  • 夫との最後の日々が教えてくれた、人生の真実。
  • 新聞にこそ、世の中の仕組みが詰まっているのです!
  • 爆笑、号泣。こんな猫本ずるすぎる! !
  • このまま足踏みはしていられない――。
  • “イヤミスの女王”との呼び声高い真梨幸子の作品はこちら
  • ひたむきにあがき続ける女性を描いた、胸が締め付けられる短編集
  • 心に「ない」を抱える人々を痛いほど繊細に描いた代表作
  • 愛する父母との最後を過ごした“すばらしい日々”
よく生きることと、よく死ぬことは、同じこと。
ピクシブ文芸、はじまりました!
エキサイトeブックス
今だけ!プレゼント情報
かけこみ人生相談 お悩み募集中!