これまで本連載で記してまいりましたように、「私」という、心身の主人のようなものは実在しません。それは、気づきと、集中と、精神的無重力感のトレーニングを徹底しているなら、たしかに分かってくるような、事実なのです。

 興味深いことに、けれども、「私はたしかに、存在するんだ!」という実感は、まるでゾンビのように繰り返し繰り返し生き返っては、いわば何かに取り憑きます

 その何かは、典型的には、こんなものです。

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