『他人を非難してばかりいる人たち バッシング・いじめ・ネット私刑』の著者・岩波明先生の人気連載。
今回取り上げるテーマは、「違法薬物」。
最近、元野球選手の清原和博、俳優の高知東生、ミュージシャンのASKAなどの有名人が逮捕されるニュースもあって目立っているが、海外でも、有名なミュージシャンや作家がドラッグ中毒になっている。ただし、扱いが日本とはだいぶ違う――。その原因に、日本人の「不寛容さ」があるのだろうか?
今回も、3回連載。毎日アップします!

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 ここ数年、芸能人やスポーツ選手に対して「違法薬物」に関する摘発が相次いでいる。最近も、歌手のASKA氏が覚醒剤使用の容疑で逮捕された(最終的には嫌疑不十分で不起訴となっている)。さらにFridayは、事実関係ははっきりしないが、人気若手俳優であった成宮寛貴氏のコカイン使用疑惑を報じた。
 日本における違法薬物は、覚醒剤の頻度がもっとも高く、マリファナ(大麻)がこれに次いでいる。一時は危険ドラッグ(脱法ハーブ)の乱用者が急増したが、当局の摘発により最近はかなり減っているようだ。最近でも、精神科に治療を求めにくる患者や、強制治療の対象となる患者において、もっとも多いのは覚醒剤の依存や中毒である。

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