(photo : 齋藤陽道)

 あけましておめでとうございます。今年も「本屋の時間」をよろしくお願いします。

 正月の本屋には、普段よりは少しゆったりとした時間が流れています。そんな気分を反映してか、時間がある時に読みたくなるような少し厚めの本や、シリーズものがまとめて買われるのも、この時期の特徴です。以前、書店に勤めていた時には「この時期には普段と違う本が売れる」と言われてきましたが、それはゆっくりとした気持ちでいるお客さまが、棚に置いている商品を、いつもより念入りにご覧になっているからではないでしょうか。

 正月ではなくても、Titleは都心より少し離れた荻窪にあり、しかも駅からは少し歩いたところにあるので、普段から店の中で急いでいる人はあまり見かけません。

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お知らせ

『ことばの生まれる景色』辻山良雄(ナナロク社)

辻山が選んだ40冊の本にnakabanがイメージを膨らませた絵を描き、さらにその本にまつわるエッセイ40篇を辻山が書いた、絵と文が並び立つ一冊。


◯ 2018年12月6日(木)〜 2018年12月24日(月)Title2階ギャラリー

中野真典個展  旅芸人の記録 The Traveling Performers’ Notes
絵本『旅芸人の記録』(くちぶえ書房)刊行記念

『旅芸人の記録』にちなんだ描き下ろし作品を展示・販売。中野真典を画家・絵本作家への歩みに駆り立てた、若き日のさまざまな出会いが交錯する、創作の原点にふれる展示です。​


◯2018年12月27日(木)〜 2019年1月8日(火) Title2階ギャラリー

Title2階の古本市、開催!

毎年恒例の古本市が、Titleに帰ってきました!Titleの2階に、中央線からは遠いお店からこの辺りではお馴染みの店、最近開業した店まで、7店舗の古本屋さんが選りすぐりの本を持ち寄って、小さな古本市を開催。※年末年始12月31日〜1月4日は休業です。


【東京ではじめて、本の世界に触れた街・江戸川橋】 辻山良雄
haletto 2018.5.22掲載 リレーコラム 

 


『365日のほん』辻山良雄(河出書房新社)

春、夏、秋、冬……過ぎゆく毎日に1冊の本を。Titleの店主が紹介する、スタンダードな本365冊。どこでも、どこからでも楽しめる、完全書きおろし。

 

 


『本屋、はじめました―新刊書店Title開業の記録』辻山良雄(苦楽堂)

<5刷!ロングセラー>
「自分の店」をはじめるときに、大切なことはなんだろう? 物件探し、店舗デザイン、カフェのメニュー、イベント、ウェブ、そして「棚づくり」の実際。事業計画書から、開店後の結果まですべて掲載。堀部篤史さん(誠光社店主)との特別対談を収録。