(photo : 齋藤陽道)

 あけましておめでとうございます。今年も「本屋の時間」をよろしくお願いします。

 正月の本屋には、普段よりは少しゆったりとした時間が流れています。そんな気分を反映してか、時間がある時に読みたくなるような少し厚めの本や、シリーズものがまとめて買われるのも、この時期の特徴です。以前、書店に勤めていた時には「この時期には普段と違う本が売れる」と言われてきましたが、それはゆっくりとした気持ちでいるお客さまが、棚に置いている商品を、いつもより念入りにご覧になっているからではないでしょうか。

 正月ではなくても、Titleは都心より少し離れた荻窪にあり、しかも駅からは少し歩いたところにあるので、普段から店の中で急いでいる人はあまり見かけません。

ここから先は会員限定のコンテンツです

幻冬舎plusの会員登録(無料)をすると…すべての会員特典を見る
  • 会員限定の記事が読み放題に
  • 会員限定イベントに参加できる
  • プレゼント抽選に参加できる
  • ストア利用でポイントが貯まる

会員の方はログインして続きをお楽しみください

この記事をシェア
この連載のすべての記事を見る

★がついた記事は無料会員限定

お知らせ

 

◯2018年4月10日(火)〜4月24日(火)12:00 〜   Title2階ギャラリー

言葉をなくしたように生きる人達へ

言葉をなくしたように暮らしてみたら、見つかった言葉があった。イラスト作家 安達茉莉子による「言葉」にまつわる物語。*原画やイラスト詩集、オリジナルトートバッグやポストカードなども販売


◯2018年4月25日(水)20:00〜 本屋B&B(世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F)

辻山良雄×花田菜々子×内沼晋太郎
「忘れられない本屋の話をしよう」

『この星の忘れられない本屋の話』(ポプラ社)刊行記念

イーユン・リーや、フアン・ガブリエル・バスケスなど、世界の注目作家15人が、ワシントンDC、ベルリン、ナイロビ、イスタンブールまで、書店の魅力と書店との紐帯を明かしたアンソロジー『この星の忘れられない本屋の話』。この本の刊行を記念して、現役の書店員がクロストーク。


◯2018年4月27日(金)〜 4月29日(日)

第3回 「家族製本」展示会のお知らせ
宮本恵理子+キッチンミノル 取材体験でつくる、家族のための時間。

「家族製本」は、オーダーメイドの本づくりプロジェクト。家族のためだけの、世界で1冊の本をつくります。

 


『365日のほん』辻山良雄(河出書房新社)

春、夏、秋、冬……過ぎゆく毎日に1冊の本を。Titleの店主が紹介する、スタンダードな本365冊。どこでも、どこからでも楽しめる、完全書きおろし。

 

 


『本屋、はじめました―新刊書店Title開業の記録』辻山良雄(苦楽堂)

<5刷!ロングセラー>
「自分の店」をはじめるときに、大切なことはなんだろう? 物件探し、店舗デザイン、カフェのメニュー、イベント、ウェブ、そして「棚づくり」の実際。事業計画書から、開店後の結果まですべて掲載。堀部篤史さん(誠光社店主)との特別対談を収録。