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2017.01.12

ほかほかごはんに煮汁をかけて。日本人DNAを刺激する定食文化

ツレヅレハナコ

ほかほかごはんに煮汁をかけて。日本人DNAを刺激する定食文化

 

こんな店が近くにあったら、もう家の台所はいらないかもしれない。
そう思わせてしまうほど素敵な外食文化が「コムビンザン」。
コム(Cơm)=ご飯、ビンザン(Bình Dân)=平民・庶民のことで、
いわゆる「大衆食堂」ですね。
ここが、本当にもう、すばらしい~~~。
好き好き、大好きだ! コムビンザン!!!

ずらりと並んだおかずの中から好きなものを指さしで選び、
ほかほかのごはんやスープと組み合わせるのが基本の食べ方。
うおーーー。迷う…迷いすぎる!!!
タイの屋台にもこのようなシステムがあるけど、
ベトナムは圧倒的におかずが茶色くていいわ~。
 

こちらはホーチミンの老舗コムビンザン「Com Ba Ca」。
雰囲気からして人気があるのがわかりますね。

ふおー。
この豚バラとゆで卵の煮もののフォトジェニック度たるや!
砂糖とニョクマム(魚醤)で甘辛く味付けられており、
これを嫌いな人なんて、この世にいないのでは…。
 

スープも2種。
発酵した青菜とトマトのものと、
蓮の茎と魚のもの…?
 

私たちのテーブルにずらりと並んだおかずたち。
 

先ほどの豚バラ&ゆで卵、海老のニョクマム風味(海老みそとニョクマムを混ぜて煮る)、
いかの肉詰め煮。ライムや唐辛子はお好みで。
 

焼きなすの豚そぼろかけ、さつまあげのような練りもの、
切り身魚のニョクマムにんにく煮。
 

厚揚げの肉詰めトマト煮込み、豚の皮と炒めた野菜炒め、
そしてほかほかのごはん!!
 

こんな感じで、ごはんにわしわしのせていただくのです。
何よりおいしいのは皿に残った煮汁だったりするので、
スプーンですくってごはんにかけてもOK。
ベトナムの米はパラパラしているので、煮汁もよく合うんだろうな。
 

モロヘイヤっぽいスープにはトマトの酸味が効いている。
ああ、一汁三菜(おかずの数はそれどころじゃないけど…)、
これぞ日本人もドハマりして当たり前のすばらしき食卓!

もう1軒いってみましょう!
「Com Tamコムタム=砕き米」の定食屋。
 

米が砕いてあるからどう…という感じはしませんが、
おかずを指さしで選ぶところや、そのラインナップは同じ。
 

さあ、ほかほかの砕き米。ドーンとどうぞ!
 

おかずを指さすと、すごい速さで盛りつけてくれる。
 

豚肉の甘辛煮をごはんにのせるのは定番だそう。
ココナッツ風味の角煮卵、魚のレモングラス揚げ、
殻つき海老のニョクマム炒めも殻ごと食べますよ!
 

写真左上のニガウリ肉詰めスープ、めちゃめちゃうまい…!!
 

ミートローフのようなものに、塩漬けの黄身が入っている。
いいねえ。わかってるねえ(←卵好き)。

本来は一人でサクッと食べて帰るものなんだろうけど、
観光客ならシェアも楽しいよね。
あー、うちの近所にこの店があったなら!(しつこく切望!)

おまけ。
通りかかりのお弁当コムビンザン屋。ミニミニですね。
 

おかずが全部茶色くて最高!

 

 

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