幻冬舎plusの好評連載「ひとり暮しの手帖」電子書籍刊行を記念して、ひとりのあなたに本当に役立つ、「ひとり暮しのメモ」をよりぬいてご紹介!


 閉店間際のデパ地下に立ち寄ることができたなら、家飲み決定。ぐるりとめぐり、割引具合をくまなくチェック。やけくそにたたき売りされているお惣菜を、ちょっとずつ買います。その日だけは、小鉢や小皿がたくさん並んで、豪華です。

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 ひとりで飲んだあとの片付けは、酔っぱらっているうちにノリでやってしまいましょう。お酒の缶やグラスだけでも夜のうちに洗っておかないと、翌朝、シンクまわりがどんよりした空気に覆われます。
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 お酒はあるのに食べるものが何もない、というひもじい状況を避けるため、冷蔵庫には常に魚肉ソーセージが横たわっています。賞味期限が長く、ヘルシー、おいしー。そのままでもいいですし、ちょっと焼いて七味マヨネーズでもつければ、立派なおつまみになります。ひもじさが、多少うすらぎます。

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 以前は、お皿もグラスもふたつセットで買っていましたが、そのひとつずつが無駄なことに気づきました。最近では、お気に入りを見つけたら、ひとつだけ買います。収納場所をとらず、いろんなものが使えますし、友達が飲みに来てもグラスを取り違えることがありません。

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 お酒を飲むと気が大きくなる、という自分の習性を利用して、たんすの片付けをはじめてみたりします。どんどんものが捨てられます。

 

 

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山田マチ『ひとり暮しの手帖』

希望小売価格:400円(税別)
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実家をはなれて、およそ20年。
これまでも、きっとこれからも、ひとり暮し。
ここには、ひとり暮しのいろいろなことを書きつけます。
このなかのどれかひとつくらいは、あなたの心に届くかもしれない。
いや、ぜんぜん届かないかもしれない。
そんなふうな、これは、ひとり暮しの山田の手帖です。

 


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