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2016.12.02

なんだか面白いので、まだ続けるよエッセイ30

毎日食べたくなる、ハワイ料理。あまり聞いたことのないその料理とは!?

歌う旅人・香川 裕光

毎日食べたくなる、ハワイ料理。あまり聞いたことのないその料理とは!?

ハワイアンレストランも増えて、ハワイの食事は、日本でも結構なじみのあるものになりました。とはいっても、あくまでもハワイ風。
現地では、魚はもっとぴっちぴちで、ぜんぜん違うおいしさのようです。
さて、香川さんがハマった料理とはいったい……!?
歌う旅人、香川さんのハワイ編ラスト!

   *   *   *

エッセイ
さらば、ポケ

 ハワイではもちろん、色々な物を食べた。
 パンケーキ、ワッフル、アサイーボウル、ガイドブックに載ってるようなロコモコ丼、エビ料理のフルコースに、ジャンクなピザ、ハンバーガー。
 思い出すだけで太りそうである。
 どれも、それはそれは美味しく食べられたが、基本アメリカン仕様というのか、大体、塩辛い。
 あと量が多い。
 サイドメニューのコーラが妙にでかい。
 物価が高いので、ややお値段は張るが、節制なんて言葉は日本に忘れてきたので、モリモリと食べてしまった(帰国して測ると3キロ増量してて焦った)。

 その中でも一番衝撃的に旨かったのは「ポケ」である。
 ご存知だろうか、日本風に言えば「マグロの漬け盛り」というべきか。
 サイコロ状のマグロが、醤油とごま油の利いたタレに漬け込んであり、細切りになった白ネギがタップリとまぶしてある。お店によってはアボカドが入っていたり、激辛仕様になっていたりと、向こうでは家庭料理のようだ。
 これがびっくりするくらい旨かった。
 そもそも、ハワイ島にマグロが上がる港があるそうで、築地で食べるよりも捕れたて新鮮なマグロが食べられるとか。
 さっきまで泳いでたんじゃないかってくらい新鮮で、プリプリなのである。
 味付けも、他の料理に比べれば優しい味で、日本人の口にも合うのではないだろうか。

 あまりに美味しくて、3日くらい連続で食べた。
 レストランに入るとまずは「ポケ」探しからはじまり、あれば必ず注文するという感じだ。
 ハワイ最後の公演では、「ポケが美味しかったので、トランクケースいっぱいにお土産に詰めて帰ろうと思います」というアメリカンジョークが炸裂。
 懐かしのドラマ『フルハウス』の効果音のように、『Oh〜HAHAHA....』という笑いの小波が起きた。
 ポケを使ったボケ。満足である。
 苦情は一切受け付けないのでご了承頂きたい。

 せっかくハワイに来たのだから、食べるだけじゃなくて海にも入らなければと、ラストはビーチでシュノーケリングをした。
 カウルビーチと呼ばれる、シュノーケリングの名所がある。
 ビーチに行くと、機材をレンタルさせてくれるワゴンカーが停まっていて、1日15ドルくらいで、フルセットのシュノーケリンググッズを貸してくれた。

 海に入るといっても、冷静に考えると11月だ。日本だったら、もう冬だ。
 地球上にこんなところが存在するのかぁ…と不思議な気持ちだったが、もちろん寒いなんてことはなく、気持ち良く泳げる。
 少々波は荒いが、沖に出ると透明な海の世界が広がり、イロトリドリの魚達が「ハロー!」と言わんばかりに歓迎してくれる。
 一生懸命"ポケ"も探してみたが、さすがにこんな浅瀬にはいないようだ。

 ところで、僕にとっては初めて海外の海で泳いでいることになる。
もし溺れたら、保険とかどうなるのだろう…。サメとか、来ないようにちゃんとなってるんだろうか…。
 いろんな不安が頭をよぎり過ぎて、割と早々に上がってしまった。
 しかし十分、ブルーハワイな海を満喫することができたので、大満足である。
 もう満足したので、早くポケでも食べに行きたい。

 ビーチからの帰りしなに、ポケの有名なお店に30分も並んで入った。
 再び、ハワイの海に感謝である。

 約1週間の旅だったが、通訳スタッフの方や、親切な現地の方々のお陰で、非常に充実した旅になった。
 友人から、
「ハワイのホテルではベッドメイクの人のために枕元に1ドル置いておかなきゃだめだぞ!」
 と助言をもらったので、
 毎朝枕の下に隠すように1ドル札を入れ込んでおいたが、現地の人に聞いたら、普通は、“5ドル程”を“よく見えるように”サイドテーブルに置いておくのが常識らしい。
 ベッドメイクの方、毎日安い宝探しみたいな真似をさせてしまい、アイムソーリーだ。

 名残惜しかったが、残念ながら、日本に帰らねばならない日が来た。
 幻想的な朝焼けも、乾いた海風も、地球の躍動を感じさせる火山も、波の音だけが響く夜のビーチも、ポケとか、ポケとか、ポケも…。
 次はいつ会えるのだろう。また必ずこの島にきたいと思った。
 ハワイ良い良いとは聞いてたけれど、ここまでとは…!
 自然も素晴らしいが、何と言っても人が優しい。
 なにより恐るべしは、ハワイの開放感!!
 ハワイ挙式も確かにええもんだなぁ…、宮島にするか、ハワイにするか……と、結婚する予定もないのに悩んでみた。

 ともあれ、通訳スタッフや、現地の本当に親切な人々のお陰で、事故やトラブルもなく、無事に初の海外公演の幕を閉じることができた。
 あえてイマイチな思い出はといえば、良かれと思って上下別のアロハ柄のシャツとパンツのコーディネートをしたら
「そのダサい服は、真っ暗な部屋で着替えたのかーい!?」
 と現地の司会者にからかわれたことくらいか。
 柄on柄はNGだ。教訓にしておこう。
 皆さんにもアロハを着るときは気をつけて頂きたい。

 ということでハワイ編完!!!
 シーユーアゲイン!! リメンバーアス!!!!

   *   *   *

どんなに人気の観光地でも、いってみないとわからないことが必ずあるものです。
旅、したいですね。

 

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