ある日、瞑想の生徒さんが、修行に行き詰まっているということで相談に来られました。

 修行の最中は、基本的に思考は自由連想とでもいうべきフリーな状態に任せておいて、それらを肯定も否定もせず、あらゆる判断を放棄してありのままに気づいているように、と取り組んでもらうことを、指導の基本としております。

 あらゆる言葉も概念も判断も抜きに、ただ直接、通り抜けてゆく思考に、気づいておくのです。

 ところがこの生徒さんの場合、

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