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2016.11.26

山内マリコさんが語る 痛くて愛しい“ガールズあるある”

幻冬舎plus編集部

山内マリコさんが語る 痛くて愛しい“ガールズあるある”<br />

 地方都市を舞台にした、ヒリヒリ感と疾走感と愛にあふれるガールズ小説『アズミ・ハルコは行方不明』が、いよいよ12月3日(土)から全国公開!
 今から3年前、「20代が自分の中で終わっていく」リアルさいっぱいで原作を書きあげたという山内マリコさん。映画化を記念した山内さんの特別インタビューから(詳細は「小説幻冬」2016年12月号〈11月26日発売〉に掲載)、作品中のガールズにまつわる愛しい“あるある”話だけピックアップ!
 すべてひっくるめてわかってくれている山内さんの言葉は、世の女子たちの力強い味方です。
(写真:plus編集部♂ 文:plus編集部♀)

 

映画『アズミ・ハルコは行方不明』
監督:松居大悟 脚本:瀬戸山美咲
出演: 蒼井優 高畑充希 太賀 葉山奨之 石崎ひゅーい  加瀬亮
配給:ファントム・フィルム
2016年12月3日より全国ロードショー
©2016「アズミ・ハルコは行方不明」製作委員会
公式サイトはこちら

 

地方のキャバクラで働く愛菜は、同級生のユキオと再会。ユキオは意気投合した学と共にストリートアートに夢中だ。三人は、一ヶ月前から行方不明になっている安曇春子を、グラフィティを使って遊び半分で捜し始める。男性を襲う謎のグループ、通称〝少女ギャング団〟も横行する街で、彼女はどこに消えたのか? 現代女性の心を勇気づける快作。

『アズミ・ハルコは行方不明』山内マリコ(幻冬舎文庫)
Amazonはこちら電子書籍はこちら

 

「女の人って、気づいたら、超薄っぺらいことをペラペラ言っているみたいなことってありますよね、男性に対して」
→→→まずは主人公・安曇春子(蒼井優)がビミョーな男女の関係になった幼なじみ・曽我氏(石崎ヒューイ)に対して、焦りと苛立ちと訳の分からなさいっぱいに言葉をぶつけてしまうシーンにまつわる話。
 ハルコ失踪前の重要なシーンですが、実は原作にはそこまで直接的に描かれていません。「ハルコのそのあたりの痛々しさは小説ではふわっと書いてますが、映像になるとあのダイレクトなセリフがあったほうが確かによかった!」と山内さん。上のコメントは、山内さんが聞いたところによると、蒼井優さんが松居監督から演技指導をされている中で出てきた話だそう。でも言われてみると、思い当たるフシもあって素直にうなずきたくなるような……。


「若い女の子の、とっちらかっちゃてるウザさ。自分にも身の覚えのあるウザさがちゃんと出てて(笑)」
→→→失踪したハルコと同じ町に住み、同級生のユキオと学とグラフティを使ってハルコを遊び半分で捜すハタチのキャバ嬢・愛菜(あいな/高畑充希)。彼女の生態全般についての山内さんの一言。
 愛菜は友達との会話もいつでも無駄にエネルギーいっぱい。でも本当は“友達より彼氏のほうがラクで好き”と思ってる。「寂しい」が口癖。ピロートークがとってもウザい。よく走る。よく叫ぶ。よく笑う……愛菜、最高です。

 

「若い女の子が地方で車運転してドラッグストアに行ったりするリアリティ」
→→→山内さんが一瞬で引き込まれた映画のファーストシーン。それは「車のフロントガラス越しに街の風景が動いていくのを見ている」映像だったそう。主人公のハルコの日常の移動手段はもちろん車。「田舎に帰ったら必ず見る光景ですよね。ダイレクトにハンドルを握っている車内からの視線が映像になっていて、監督が作品の肝を掴んでくれてるなあと思いました。地方出身の女の子たちも、“これは私たちの話だわ”と思ってくれるんじゃないかな」と山内さん。



「“わいの心はライブハウスに!”」
→→→「この作品を書いたのが2013年。ちょうどフェミニスト本を読みあさっていた時期だったんですけど、年齢的には32、33歳でいろいろ過渡期でした。実を言うと、書いているとき心のどこかで、“もうライブハウスとか行きたくないんだけど私”とか、“ビルボードとか最近いいんだけど私”とか思っているところもあって(笑)。でも一生懸命、“いや、わいはまだライブハウスにおるんや!ライブハウス、ライブハウス”と思いながら、カタカタ原稿を書いてました」。
 そして映画では、監督もプロデューサーもキャストも若い人が勢揃い。多くのガールズが(実はボーイズも)通り過ぎるあの貴重な瞬間が、たまらない感じで切り取られていて、あらゆる角度から刺さってくるのです。

 

「この映画で一番好きなシーンは、映画館からあふれ出て女子高生たちの中に、“バ○○”が混じっているシーン。お、いい“バ○○”が混じってるなって(笑)」
→→→映画の重要なラストです。誰が混じっているかは観てのお楽しみ! こちらも原作にはありませんが、ヒントは“ギャルではない”です。でも愛情こもってます。
「この作品のラストは、読み終わって“Yeah〜!”って飛び上がりたくなるようなものにしたかったんです。ガールズ・ムービーってラスト必ず“Yeah〜!”って終わるじゃないですか。映画化にあたっても、監督や脚本家さんたちにもそれを伝えたら、素敵なことになりました。この人たちが混じることによって、余計ハピネス感が増してますよね」と山内さん。
 実際、原作を読んで映画を観たら、走り出したくなること間違いなし。どこへ向かって? 方向はめちゃくちゃでも、今より前へ、少しでも。

 

山内マリコ 1980年、富山県生まれ。2008年に「女による女のためのR-18文学賞」で読者賞を受賞。12年『ここは退屈迎えに来て』で作家デビュー。主な著作に『さみしくなったら名前を呼んで』『パリ行ったことないの』『かわいい結婚』など。最新作は『あのこは貴族』。

 

 

山内マリコさんのインタビュー詳細は、文芸誌「小説幻冬」(2016年12月号)をお手にとってお楽しみください。

刊行当時の楽しい弾けっぷりは、山内マリコさんとMamiさんの対談『アズミ・ハルコは行方不明』映画公開記念無敵女子対談 女の子Yeah~~☆☆!!!!』(電子書籍オリジナル)でぜひお楽しみください。


【お知らせ】山内マリコさんのサイン本(単行本)3冊セット×2名様にプレゼント

『ここは退屈迎えに来て』『さみしくなったら名前を呼んで』『アズミ・ハルコは行方不明』(いずれも幻冬舎刊)に、山内さんのサインが入った単行本3冊を、セットで2名様にプレゼント! ふるってご応募ください。詳しくはこちらから! 

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アズミ・ハルコは行方不明
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