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2016.11.16

2018 FIFA W杯ロシア最終予選
VSサウジアラビア

ヤシキ ケンジ

2018 FIFA W杯ロシア最終予選 <br />VSサウジアラビア

「一つの時代が終わったと、すごく感じている」
 これは今年いっぱいで解散するSMAPのことではなく、本田がオマーン戦後に所属クラブのミランでの現状を語っていたときに発した言葉である。
 また本田はCMで「失敗が多いのがフィロソフィ」と語ってゲームをしてる間にサウジアラビア戦のスタメンから落とされてしまうという有言実行ぶり。
 これまで代表の中心メンバーであった香川や岡崎もスタメンを外れ、大迫や清武といった次世代のメンバーでサウジアラビアに勝利したこの試合がまさに代表での世代交代の潮目になるのだろう。
 とにかく大迫だとボールの収まり方が半端なく良い。ボールが収まるとこれだけ攻撃の厚みが違うのかと再確認できた試合でもある。
 ちなみに大迫の形容詞でもある「ハンパない大迫」を生み出した高校サッカー史上最高のグッドルーザーこと中西さんは、もはや商標登録した方がいいんじゃないかと思う。

 ここ最近のなんだかパッとしない代表戦が続いたなかで、ベストゲームだったサウジアラビア戦。
 グループリーグの順位も2位に上げて、来年からの代表は誰がスタメンに出てきてもおかしくないという楽しみも増した状態で年内最後の試合を終えた日本代表だった。
 来年の最終予選は、残り5試合中3試合が中東アウェー。
 1位サウジ、2位日本が勝ち点10。3位オーストラリア、4位UAEが勝ち点9の4チームの苛烈な争いが待っているので、もう楽しみで仕方がない。

 毎年、年内最後の試合のこの原稿を書く際に、今年一年あったことを振り返るのだが、
 日本代表チームに関していえば、U23世代のアジア大会制覇やオリンピックもありくすぶっていたA代表もいい終わり方ができたし「今年の代表の試合は面白かった!」と言える。
 それに比べて己自身のことを振り返ってみると「飲酒による粗相が酷くなる一方で、もう消えてしまいたい」一年だった。
 花見の時期には、大酔し完全に記憶を失った状態で気づけば知らないキャバクラのソファに独りで佇んでいたこともあった。
 ふと我に返り、横に付いていたお姉さんに「私はいまなにを話していましたか?」と尋ねると「席に座ったときからずっと愛について語ってらっしゃいましたよ」と言われたりして、もう自分が寒すぎて白目剥いて凍死しそうになったり、酔った際、彼女と口論になり「甲斐性ないし…」とボソッと呟かれ、「じゃあ甲斐性のある男のところにでも行けよ」と情けない反論をすると「そんなんだったら、もうとっくに別れてるよ!」といわれ、もう情けなさの極北に到達して寄り目で凍死しそうになったり、だらしなく泥酔して店のトイレで大量に嘔吐してしまいトイレを詰まらせて故障させた挙げ句、一緒にいた友人にその修理代までも肩代わりしてもらったり、ブスな女にブスと言っ てみたり、もう人様にこれ以上迷惑をかけるようならば、いっそのこと気化して消えてなくなりたいと猛省しながら家でチビチビと缶チューハイをすする秋の夜。
 こんなどうしようもない都会の生ゴミになってしまった私ではあるが、来年の代表戦もサッカーを見ている90分間は「引きこもりフーリガン」として襟を正して観戦させていただく次第なのであります。
 この酔っぱらいの戯れ言コラムを読んで下さっている奇特な方やいろいろご迷惑をおかけした方たちに向けて、少し早いかも知れませんが、よいお年をお迎えください。

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