日本の医療費や介護関連のコストは急増しており、大きな財政負担になっていますから、本来、すぐにでも見直さなければいけないものです。
しかしここで、精神科医・岩波明先生は「行政の努力は、焼け石に水」と言っています。いったいどういうことになっているのでしょうか?

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 長谷川氏のブログについて、どういう点が問題だったのだろうか。あらためてここで振り返ってみたい。
 近年、わが国において、医療費や介護関連のコストが急増しているのは確かな事実である。これが国家財政の大きな負担となっているのもその通りで、現状では解決策は見いだせていない。
 この点については、長谷川氏の主張に、ある程度はもっともな点があるわけである。事実、行政は医療および福祉のコストを削減しようと、さまざまな方策を苦心して行っている。たとえば、医療機関における電子カルテの導入を義務づけたのはその一つである。

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