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2016.11.09

北の実家から

鈴木 涼美

北の実家から

 先月、またひとり同い年の友人が東京から去った。今年33歳になった私としては、もはや数え上げても意味がないほど多くの友人達を送り出してきたのだが、30歳すぎたあたりからは、ただでさえ少数になってきた私たちはなんとなく友人というだけではなく、サドンデスで生き残った同士みたいな内輪の仲間意識があるので、25歳の時に鹿児島に嫁いだサチを見送った時とはまた違う寂しさがある。引き際の美学的なことも気になるし、妥協点の見出し方も気になる。

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