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2016.10.25

第18回

オープン!!

中村 文

オープン!!

2016年9月8日、ついに「At GALLERY N' CAFE」のオープン日です! 心配していた台風も夜のうちに温帯低気圧に変わり、晴れました。というか大磯、暑いです。

準備のために、引っ越してから前日まで、ずーっとお店に置いてあった工具や梯子を奥の和室に片付け(押し込めただけですが)、店内の掃除をして、スパムむすびの準備をして……などとやっているうちに、あっという間にオープン1時間前に。

暑さと焦りとですっかり汗だくで、シャワーも浴びなくちゃ! オープンのお祝いにと次々に届くお花もお店に飾らなくちゃ! だんだんテンパってくる私。とっても大きなお花の段ボールが届き、まだガムテープがグルグルなのに「箱が開かなーい!」と半泣きで切れはじめます。「そんなの後!まずは自分の身支度!」とtサンに一喝され、我に返って粛々と準備を続ける、なんて一幕もありました。

そして、いよいよ、11時になりました! シャッターを開け、tサンが作った看板を外に出します。開店と同時に並んでいたヒトたちがワッと入店、なんてことはもちろんありませんが、とにかく、私たちのお店はオープンしました。

開店にあたり、特にオープニングイベントのようなものは行わないことに決めていました。やはり友人やお仕事関係の方は都内の方が多いので、日時を指定して来ていただくのも申し訳ないですし、お店も手探り状態でスタートしますので、いきなりパーティをさばける自信もなかったからです。のんびりやっている中で、たまに知り合いの方が訪ねてきてくれる、っていうのが良いなと思っていたのです。

とはいえ、誰も来てくれないのはやっぱり寂しいな、とドキドキしていたのも本当です。そんな中、最初に来てくれたお客さまは、引越してからすぐに声をかけてくれた近所のサッカー好きなおじさまでした。お店を作りはじめてからも、前を通りかかる度に「いつできるの?と」気にかけていただき、オープンしたら一番乗りで来てくれました。ありがたいです。

それから、オープン前にシミュレーションに付き合ってくれた友人が、小学校が休校になっていた娘ちゃんも連れてお客さん兼お手伝いに来てくれたり、tサンの友人イラストレーターさんも都内から駆けつけてくれたり。近所の薬局にお勤めの方が息子さんといらっしゃったり。

実を言うと今回、原稿を書くためにオープン日のことを思い出そうとしたのですが、びっくりすることに、ほとんど覚えていないのです! 記念すべきオープン日のことを忘れるなんて……?!

よほど緊張していたせいなのか、準備疲れなのか、tサンにも聞いてみたのですが、なぜかふたりとも記憶がおぼろげでした。レジの売り上げを確認して、ようやく、あぁそうだ、あのヒトが来てくれたんだっけ!と記憶を手繰り寄せて書いています。オープンしてから最初の定休日が来るまでの5日間は、1日1日がとても長かった、ということ以外覚えていない、おどろくほどあっさりした思い出だけなのでした。

お店がオープンしてからも、夜な夜な必要な棚を追加で作ったり、席の配置をあれこれ悩んで変更したり、日々お店作りは続けています。こうして原稿を書いている今は、オープンしてもうすぐ2ヶ月が経とうというところ。少しはお店をやる生活リズムにも慣れてきたかな?

大繁盛はしていませんが、知人が来てくれたり、ご近所さんが一服しに寄ってくれたり、tサンの作品を見に遠くから来て下さる方がいたり、なんとなく夢見ていたのんびりとしたお店ライフを満喫しています。

これからも、あれやこれやとtサンと相談し、時々はケンカをしながらも、より居心地の良いお店にしていきたいです。文字通りドタバタの開店顛末記でしたが、お付き合いくださりありがとうございました!

よかったら今度、お店の方にもいらっしゃいませんか? 映画館イスに座って絵を眺めながら、おいしいドリップコーヒーを飲んでくださいね。大磯でお待ちしております。(連載はもう1回続きます)

 

オープンしました! 看板はいつもtサンがチョークで嬉しそうに描いています。

 

自分のギャラリーでお客さまに作品の説明をするtサン……自分のギャラリーですよ、ジーン。

 

お店の名物、映画館イスは座り心地バツグンです。たまにマッサージチェアと間違えられますけどね(笑)。

 

「OPEN」の札も、余り板でtサンが作ってくれました。ひっくり返すと黒板になっていて、今は「11時に開店します」と書いています。

 

(徹夜明けでボロボロですが)ようやくオープンできた喜びの瞬間です。いらっしゃいませー!

 

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