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2016.11.04

暗記には、単語カードよりもノートがいい理由

林 尚弘

暗記には、単語カードよりもノートがいい理由

根本的な暗記法を知らずに、やみくもに勉強するのは、穴の開いたバケツに水をどんどん注いでいるようなもの。
“授業をしない塾”という画期的な方針で、E判定から早慶・国立大学医学部などへの逆転合格者を続出させ話題の「武田塾」を運営している林尚弘さんによると、勉強は「暗記したかどうか」がすべてだといいます。
本連載では、林尚弘さんの著書『受験合格は暗記が10割』より、効率的かつ受験本番まで絶対に忘れない、正しい暗記法を紹介いたします。

単語カードではなくノートを使う理由

単語カードの代わりに、ノートやルーズリーフなど、紙のページに書き込むやり方がおすすめです。

「単語系」の代表的な参考書に、『システム英単語 改訂新版』(駿台文庫)、『英単語ターゲット1900 5訂版』(旺文社)があります。
 これらの参考書は、だいたい次のように、単語ごとに代表的な訳が並んでいます。

 覚えるべき英単語を用いた例文と和訳も載っている参考書もありますが、暗記のルールとしては、まずは一語につき一訳を完璧に覚えていきます。

「単語系」の暗記でおすすめなのが、単語カードの代わりに、ノートやルーズリーフなど、紙のページに書き込むやり方です。
 なぜ、単語カードを使わないか。
 まず、カードはつくるのに手間がかかり、つくっただけで覚えた気分になってしまう人が多いからです。
 また、せっかくつくったカードをなくしてしまうこともよくあります。

 さらに、カードだと、「どの単語を間違えたか」はわかっても、「どの単語を何回間違えたか」がわからなくなるからです。

 九九の覚え方の法則に、「難しいものは何回も!」というものがありました。
 単語カードだと、自分がどの単語を1回間違えて、どの単語を3回間違えたか、回数がわかりません。間違えた回数が多いものこそ、苦手なはずです。
 どれが苦手なのかわからないと、難しいものを集中的に克服することができません。

 ただし、ノートを使うと、書かれた場所で覚えてしまう人もいます。その点、単語カードには「ランダムにテストできる」というメリットがあるので、それぞれの特長をうまく使いこなした上で自分に合う方法で覚えるのがいいでしょう。
 

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林尚弘/竹村義宏『武田塾FC 成功への軌跡』


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