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2016.10.19

『すべてを喜びとする。駆け込み寺庵主の「引き寄せ」問答』発売記念痛快問答「老い編2」

「老後を楽しく過ごしたい」→目的を持って生きる

戸澤 宗充

「老後を楽しく過ごしたい」→目的を持って生きる

伊豆天城山で女たちの駆け込み寺「サンガ天城」を運営し、たくさんの悩める女性を救ってきた尼僧・戸澤宗充さん。新刊『すべてを喜びとする。駆け込み寺庵主の「引き寄せ」問答』より、頑張ってるあなたの小さなモヤモヤをすっきり解消する問答をお届けします。


「長生きすると辛いことばかり」→ 人生は思い通りにならないことの連続

長く生きていると、友人に先立たれたり、体が思うように動かなくなったり、辛いことも増えますね。「四苦八苦」という言葉がありますけれど、四苦というのは、生きる苦しみ、老いる苦しみ、病の苦しみ、死の苦しみという生病老死のことを指します。これに、残りの四苦「求不得苦(求めても得られない苦しみ)」「怨憎会苦(嫌な人と一緒にいなければいけない苦しみ)」「愛別離苦(愛する人と別れる苦しみ)」「五蘊盛苦(煩悩に悩まされる苦しみ)」を加えて、八苦になるのです。
お釈迦様は、私たちの人生は思い通りにならないことの連続で、四苦八苦だとおっしゃっています。もちろん喜びもあるけれども、生きている者は、苦しみも味わわないといけないのです。「人生とは、そういうものなんだ」というところに落ち着くと、心が右往左往することがなくなるんですよね。そして、自分の苦しみはさて置いて、人様に手を差し伸べてあげたくなる。すると、苦しみが収まって喜びに変わることがあるのです。不思議なものですね。

 

「老後を楽しく過ごしたい」→ 目的を持って生きる

とてもいいご相談ですね。「老後を楽しく過ごす」って、素晴らしいことですよ。今はまだ若い人も、高齢者と呼ばれる世代の人も、老後を楽しく過ごすために大切なのは、目的を持って生きることだと思います。残念ながら、目的を持たない人って、たくさんいるんですよね。でも、目的を持って、それに向かって生きていると、すごく楽しいんですよ。
私も駆け込み寺なんていうものをやっていて、怒りたいときもあるし、叫びたいときもあります。だけどぐっとこらえて、顔では笑っています。人にはガマンを要求しないけれど、私は自分に要求します。そして、イヤなことは忘れる! 目的を持って、前を向いて歩いていけば、人生が楽しくなります。
 

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関連書籍

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