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2016.09.29

第3回

香典を贈る1
金額の目安と渡し方、宗教ごとのマナー

岩下 宣子

香典を贈る1 <br />金額の目安と渡し方、宗教ごとのマナー

お葬式の場では、お香典ひとつをとっても、宗教や宗派でしきたりが違っていたり、金額の多い少ないが失礼にあたってしまったりもします。
『知識ゼロからの喜ばれる贈り物のマナー』では、そんな葬儀にまつわる贈り物のマナーもご紹介しています。その一部を試し読みで公開いたします。

*  *  *

 

香典を贈る 1

 香典とは線香や抹香の代わりに差し上げるお金のことです。通夜、葬儀(告別式)に参列した際に贈ります。香典を贈る場合、不祝儀袋の体裁は宗教によって違いますので確認しましょう。わからないときは表書きをすべてに使える「御霊前」とします。また、突然の不幸の知らせにとりあえず弔問に駆けつけるときは、香典を用意するのはかえって失礼にあたりますので気をつけましょう。

 先方の意向で、「御厚志辞退」とあったときは、現金も品物も辞退するという意味ですので、贈るのは控えましょう。「供物、供花辞退」とあったときは、現金のみを贈るようにします。

 

贈るときのPOINT

●包んで持ち歩く

 不祝儀袋はふくさや小さめのふろしきに包んで持参します。むきだしで持ち運ぶのはマナー違反です。

 

●宗派を確認する

 不祝儀袋の体裁や表書きは宗教によって違います。事前に確認をしておきましょう。詳しくは下記「不祝儀袋のマナー」を参照してください。

 

●中包みを省く

 通夜、葬儀などたくさんの人が集まるときは、受付の人の手間を考えて中包みを省いて、上包みの裏側に住所、郵便番号、金額を書いて渡すようにしましょう。

 

●お金への配慮

 金額は「4」「9」を避けます。新札を使うと準備していたみたいで失礼と考えられていましたが、今では清潔なものを差し上げるということから新札を使う傾向があります。気になるようなら折り目をつけましょう。

 

不祝儀袋のマナー 水引と表書き

●仏式

 のしはつけず、水引は黒白、双銀、青白、黄白。水引は結び切り(あわじ結びなど)。表書きは、「御香料」「御霊前」「御香典」「御悔」「御供」「御供物」。 

 

●神式

  のしはつけず、水引は双白が一番よく、黒白、双銀、青白でもかまいません。水引は結び切り。表書きは、「御榊料」「玉串料」「神饌料」「御神前」「御供」「御供物」。

 

●キリスト教式 

 不祝儀袋は、白封筒か十字架や百合の花が書かれたもの。水引、のしは必要ありません。表書きは、「御花料」「御ミサ料(カトリック)」「忌慰料(プロテスタント)」。

※「御霊前」は浄土真宗を除く仏式、神式、キリスト教式のすべてに使えます。

 

●金額の目安

 両親………………30~50代 10万円
 兄弟・姉妹………30~50代 3万~5万円
         60代   3万円
 祖父母……………20・30代 1万円
 おじ・おば………20~50代 1万円
 知人・友人………20代 3千~5千円
         30~50代 5千~1万円
 隣・近所…………20~50代 3千~5千円
 上司………………20代 3千円
         30代 5千円
         40・50代 1万円

※あくまでも目安ですので、会社関係などは職場のルールに従いましょう。

 

Manner up! お清めの塩

  会葬礼状に塩が入っていたら、帰宅したときに門か玄関の前で、お清めのための塩を振ります。宗派によっては、「亡くなった方の魂は、汚れていないので、お清め塩を使う必要はない」という理由から塩をつけていないこともあります。

 

 次回は、お悔やみの言葉、お香典にまつわるQ&A。更新は10月3日(月)の予定です。お楽しみに。

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