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生き方
「眺めて美しく、食べておいしい庭」は、いまやもっとも贅沢な癒しの空間かもしれません。夏の暑さが過ぎ、屋外での作業もしやすくなったいまこそ、ご家庭でおいしく安全な野菜を育ててみてはいかがでしょう。ハーブ研究家の桐原春子さんの著書『知識ゼロからの食べる庭づくり』には、一般家庭でもできる、美しくおいしい庭づくりのノウハウが満載。その中から、この時期に育てられる野菜を全6回にわたってご紹介します。最終回の今回は、栄養満点のブロッコリーの育て方です。
ブロッコリー
早生種と晩生種があります。いずれも寒さによって花芽ができ、早生種は22度、晩生種は2～3度にならないと花芽がつきません。また頂上部分の頂花蕾を収穫する種類と、側枝の蕾部分も収穫するものとがあります。
苗は秋に出回ります。あらかじめ苦土石灰と完熟堆肥をすき込んだ場所に、元肥を施しておきます。苗は根鉢を崩さないようにして浅植えにします。水切れがないように注意します。植えて1週間目にリン酸とカリのものを追肥し、その3週間目に再度追肥し、土寄せしておきます。みるみる生長しますので、風で倒れないように支柱をすると良いでしょう。
鉢植えでも十分育ちます。大鉢を使うこと。ブロッコリーは葉の色がきれいですし、花もきれいです。全部食べてしまわずに春に花も楽しみましょう。
大好きな野菜なのであちこちに植えてある。この鉢植えのものは、頂花を早めに収穫し、側枝の蕾を育てた。葉はヒヨドリにねらわれるので注意。
レシピ紹介＊ブロッコリーのアンチョビソースかけ
●材料（2人分）
ブロッコリー…小1個
アンチョビソース
・アンチョビ缶詰…1/2缶
・タマネギ…1/4個
・パセリ（みじん切り）…大さじ1
・オリーヴオイル…大さじ2
・ワインヴィネガー…大さじ2
・塩、コショウ…少々
●作り方
1、ブロッコリーはラップをして電子レンジ（500W）で5～8分加熱し、小房に分ける。
2、アンチョビは細かく刻み、タマネギ、パセリはみじん切りにする。
3、オリーヴオイルとワインヴィネガーを合わせ2を入れて混ぜ、塩、コショウで味をととのえる。1にアンチョビソースをかける。
『知識ゼロからの食べる庭づくり』には、美しい庭で野菜やハーブ、果樹などを育てる方法が数多く掲載されています。この続きは、ぜひ本書をお読みください。
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知識ゼロからの食べる庭づくり
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