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知識ゼロからの食べる庭づくり

2016.09.17 公開 ツイート

見た目も美しいシュンギク 桐原春子

「眺めて美しく、食べておいしい庭」は、いまやもっとも贅沢な癒しの空間かもしれません。夏の暑さが過ぎ、屋外での作業もしやすくなったいまこそ、ご家庭でおいしく安全な野菜を育ててみてはいかがでしょう。ハーブ研究家の桐原春子さんの著書『知識ゼロからの食べる庭づくり』には、一般家庭でもできる、美しくおいしい庭づくりのノウハウが満載。その中から、この時期に育てられる野菜を全6回にわたってご紹介します。第1回の今回は、鍋物に活躍するシュンギクの育て方です。

シュンギク

  切れ込みとつやのある葉が美しく、黄色の花は花として栽培しても良いくらいです。日当り良く水はけの良い、保湿性もある場所を好みます。我が家では、作りやすい秋まきで育てています。種まきする場所はあらかじめよく耕し、苦土石灰を施し完熟堆肥も施します。

 種まきは好光性なので土をかけずにそっと押す程度。間引いたら追肥と土寄せして育てます。芯のところを摘むと脇から芽が出て、次々と収穫できます。冷涼な気候を好み、暑さにも強いです。霜が降りる頃には防寒した方が良いです。 

畑でパセリなどと寄せ植えすると、それぞれの葉が引き立て合う。庭の花壇に何本かまとめて植えたり、ボーダーで黄色の花を咲かせたりしても映える。

 

 レシピ紹介*シュンギクのツナあえ

  ●材料(2人分)
  シュンギク…1/2束
  ツナ缶…1/2缶
  ゴマドレッシング
  ・すりゴマ…大さじ3
  ・酢…大さじ2
  ・塩…少々
 

  ●作り方

 1、シュンギクの柔らかな葉を適当な大きさにちぎり、生のまま使う。固い葉とそぎ切りした茎は、塩少々(分量外)入れた熱湯でさっと湯がき水にとって水気を切る。

 2、シュンギクの葉と茎にツナを混ぜて、ゴマドレッシングであえる。

 

 次回は、チンゲンサイの育て方をご紹介します。更新は20日(火)です。お楽しみに。

 

桐原春子『知識ゼロからの食べる庭づくり 野菜、果物、ハーブたっぷり』

野菜をきれいに、おいしく育てる。土作り、肥料、害虫駆除など基本を伝授。庭からの収穫で作る絶品レシピ付き。

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知識ゼロからの食べる庭づくり

 「眺めて美しく、食べておいしい庭」は、いまやもっとも贅沢な癒しの空間かもしれません。夏の暑さが過ぎ、屋外での作業もしやすくなったいまこそ、ご家庭でおいしく安全な野菜を育ててみてはいかがでしょう。ハーブ研究家の桐原春子さんの著書『知識ゼロからの食べる庭づくり』には、一般家庭でもできる、美しくおいしい庭づくりのノウハウが満載。その中から、この時期に育てられる野菜を全6回にわたってご紹介します。

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桐原春子

 長野県生まれ。英国ハーブソサイエティー終身会員。年に数度の海外渡航により、ハーブの歴史、育て方、料理への利用法など多方面からハーブの研究を続けている。自宅の庭で様々な植物を育て、実践的な家庭の庭造りを提唱している。著者は『花とハーブのガーデン作りBOOK』(主婦の友社)、『とっておきの英国庭園』(千早書房)、『心と体にやさしい四季のハーブ』(岩波書店)など多数。

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