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2016.09.03

東大合格のエキスパートの意見が完全一致!受験成功の鍵はヤマを張ること 

鬼頭 政人/佐藤 亮子

東大合格のエキスパートの意見が完全一致!受験成功の鍵はヤマを張ること 

開成中学・高等学校から東京大学法学部を卒業して弁護士になり、2013年に司法試験の予備試験や社会保険労務士など20種類以上の資格試験対策をオンラインで提供する「資格スクエア」を起業した鬼頭政人さん。
今回、『結局、ひとりで勉強する人が合格する』を書いた鬼頭さんが、ぜひ対談したいと望んだのが佐藤亮子さんです。佐藤さんは3男1女の母。上の男の子3人を灘中学・高等学校から東大医学部に進学させた“プロママ”です。
合格請負人のエキスパートの2人が勧める合格のためのノウハウには驚くほどの共通点が。どのように勉強したら合格できるのか、その秘策を語り合ってもらいました。

(構成と写真:今津朋子)

 

★受験のコツは「効率」と「継続」

佐藤 鬼頭さんはなぜ『結局、ひとりで勉強する人が合格する』を書こうと思われたのですか?

鬼頭 私は開成や東大、司法試験と、いわゆる世間で難関と言われる試験を経験してきました。で、人からなんで合格できるのか聞かれることも多かったのですが、実は勉強法などは意識したことがなかったんですね。なぜなら僕の同級生も含め、みな進学校にいたらふつうにできてしまうからです。
でも、3年前に資格試験合格をサポートするシステムを作ろうとして、勉強ができるとできないの違いとか、合格のノウハウを突き詰めていったら「効率よく、継続して勉強する」というシンプルなこととわかりました。それを具体的に書こうと思ったのがこの本です。
佐藤さん、この本を読んでどう思われました?

佐藤 いやあ、こんなに私と同じ感覚の人がいるんだと思って嬉しくなりました。

鬼頭 ほんとですか! 嬉しいです。

佐藤 私も勉強法の本を数冊出しましたが、批判されることが多くて。でもこの本には「ここは私の考えと違う」と思うところがなかったです。「そうそう、そうなのよ」と思って1冊読んだ本ははじめてです!
私のやり方は間違ってなかったと思えて嬉しかったですね。

鬼頭 ありがとうございます。 

佐藤 「効率よく」っておっしゃいますが、ホントに効率は大事ですね。だいたい皆さん、さあ受験だというときに、あれやろう、これもやろうと手元にたくさん集めてしまうんです。で、「できない~」ってなる(笑)。
そうではなくて要らないものは捨てて必要なものだけをしないと。時間は限られているのですからね。受験のコツは捨てることですよ。

鬼頭 僕も開成に入ったとき、周囲は優秀な生徒ばかりで今までどおり勉強していても勝てない、じゃあどうするか考えました。
で、ヤマを張る作戦を取りました。授業を受けるとき、どこがポイントなのかを考えながら聴くんです。そうしたらテストに出る場所って自然にわかるんですね。経験を積んでいってヤマを張れるようになってから勉強量は前と同じでも成績が上がっていきました。

佐藤 ポイントを押さえるってとても大事ですね。皆さん、勉強が10段階があるとしたら1、2、3と順にやっていくんです。で、途中で疲れちゃう。ではなくて1、5、10とやっていって早めに到達点まで行くことが大事だと思います。ここまでやればいいんだということを見てから、2、4、8と隙間を埋めていく方法がいいと思います。

鬼頭 異論はありません。結局、全体像をいかに早く見てしまうかですね。
たとえば、司法試験の民法は1044条ありますが、最初の100条は総論のようなもので、後の条文を理解していないとまったくわかりません。最初から段階を踏んでいく勉強法だとすぐに躓いてしまいます。
もちろん最初から1、2、3とやっていく完璧主義でも範囲が狭い場合はいいんですよ。でも中学受験から大学受験と範囲が広がるにつれて対応しきれなくなって挫折してしまうんです。
 

★早い段階で問題集と過去問へ。

佐藤 そうですね。あと、鬼頭さんのご本では授業を受ける=インプットより、自学自習=アウトプットが大事と書いてありましたが、そこも同感です。
私は「参考書主義」と、「問題集主義」と呼んでいますが、参考書を熟読するばかりの参考書主義はだめですね。参考書はさっと読んである程度わかったら早めに問題集をするのがいいです。わからないながらも、答えを見ながらでもいいので問題を解いていくうちにどこがポイントなのかわかってきます。

鬼頭 いかに出題者の意図を汲むかが合格への道ですからね。

佐藤 みなさん、さあ大学受験だということでまず予備校に行くじゃないですか。授業をいっぱい取って聴いてインプットしてそれだけで納得してしまうのは危険ですね。授業って聴いてわかった気になっても内容はすぐ頭から飛んでいってしまいます。授業をしている先生は賢いかもしれませんが、聴いている人はそれほど賢くならないものですよ。

鬼頭 ははは。その通りです。授業を聴いても頭に残るのはよくて1割でしょうね。それより問題を解くことですね。

鬼頭 全体像を見るという意味では過去問を解くことも大事と考えています。

佐藤 そうですね。でも子どもってね、過去問を怖がるんですよ。高3の春にうちの子にセンター試験の社会の過去問を勧めたんですが「いいです、いいです。点数取れませんから」ってやらないんですよ(笑)。自分の立ち位置がわかるのが怖いですからね。「じゃあママがやってみる」って鉛筆転がしながらやったら4割取れたんですよ。「こんなおばちゃんでも取れるんだからやってみたら?」って言っても、やはりやらないの(笑)。
もちろん、何も勉強してない段階で解いても解けませんが、ある程度になったら過去問ですよ。うちの子も夏ぐらいに「やってみようかな」って。過去問する意欲があるということは自信がついたのかなと思いました。
鬼頭さんはどの段階で過去問をしたんですか?

鬼頭 大学受験では志望が決まった段階ですぐに見ました。司法試験でも受験を決めたときにすぐ見て、テキストを読みながら同時に過去問を解いていきました。
到達点がどこなのか知る、ここまで行けばいいんだというゴールの場所を知ることができますね。
それに過去問って出題傾向を知るだけではないんですね。予備校でも模試がありますが、模試の問題と過去問って問題を読んだときの感覚が違うんですよ。

佐藤 わかります! 問題に流れている空気が違う!その分野を研究し尽くしている方が作るので深いんです。

鬼頭 出題者の意図を知ることができるのが過去問です。問題のエッセンスというか問題の行間を読んで解くためにはやはり過去問を繰り返し解くことですね。

佐藤 「ああ、こんな問題が出るんだ~」というレベルではだめ。向こうはこういうふうに解いてほしいんだとわかるまで何回も解く!

鬼頭 おっしゃる通りですね。……しかし、この対談、2人の意見が一致しすぎてかえってつまらないのではないでしょうか?大丈夫ですか?(笑)

佐藤 ほんとですね(笑)



第2回は9月7日(水)公開予定です。
合格請負人のエキスパートが「合格する条件」について語ります。

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  関連書籍

 

『開成→東大文I→弁護士が教える超独学術 結局、ひとりで勉強する人が合格する』

 鬼頭政人 著

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『受験は母親が9割 灘→東大理III に3兄弟が合格!』

 佐藤亮子 著

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