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2016.08.31

第1回

テニスボールを使って仙腸関節をケアしよう

酒井 慎太郎

テニスボールを使って仙腸関節をケアしよう

『坐骨神経痛』という言葉を、みなさんも一度は耳にしたことがあるでしょう。「お年寄りになると悩まされる症状」というイメージがあるかもしれませんが、坐骨神経痛は、20代、30代でもなります。なぜなら、その原因は腰にあるからです。

自分でもそれと気づかずに、「腰痛はあるけれど坐骨神経痛は関係ない」と思い込んではいませんか? 足のしびれやだるさ、冷え症、ひんぱんに起こるこむら返りなどは、坐骨神経痛の典型的な症状です。心当たりのある方はぜひ、ここでご紹介するストレッチや対処法をお試しください。

*  *  *

『簡易版・関節包内矯正』にトライしよう

 坐骨神経痛をセルフケアで防いでいくには、普段から腰椎のコンディションをよくしておく心がけが大切になります。腰椎において神経が圧迫されていなければ、足腰のしびれや痛みは発生しません。だから、しびれや痛みなどの症状が起こらないようにするには、腰椎において「神経が刺激されないような状態」をつくり出していけばいいのです。そして、そのためには、普段から腰椎のコンディションを整えて、腰椎に疲れを蓄積させないようにする必要があるわけです。

 腰椎に負担をかけないためには、仙腸関節の可動域を正常に保つことが欠かせません。まずは、テニスボールを使った『簡易版・関節包内矯正』を中心としたケアを行なうことによって仙腸関節機能を健全に維持していきます。

 仙腸関節とは、骨盤中央の仙骨と、その両脇の腸骨とをつないでいる左右対の縦長の関節で、全身のクッション機能の要となっています。仙腸関節のクッションが正常に機能していれば、腰椎は問題なく役目をこなしていくことができますが、ここに異常が生じると、腰椎は重いプレッシャーに苦しみ、どんどん疲れをためていってしまうことになります。ですから、普段から仙腸関節のケアを行なって、クッション機能を正常にキープするといいのです。

 この仙腸関節ケアには、『簡易版・関節包内矯正』がたいへん有効です。さっそくやり方をご説明しましょう。

 まずは、2個の硬式テニスボールを用意してください。そして、この2個のテニスボールをくっつけて、ガムテープなどを巻いてずれないようにしっかり固定します。この際、無色透明のテープを使用すると、見た目もきれいに仕上げることができるはずです。これで準備は完了です。

 ケアを行なう際は、お尻の仙腸関節の部分に2個のテニスボールを当てて、そのまま仰向けに寝そべります。このとき、必ず畳やフローリングなどの硬くて平らな床の上で行なってください。布団やベッドなどの上では十分な効果を上げることができないので注意しましょう。また、枕は使わずに横になってください。

 おそらく、ボールに体重が乗ると、関節の部分に圧がかかってイタ気持ちいいような刺激を感じることでしょう。これは仙腸関節が刺激されてゆるんできている証拠です。もし痛すぎる場合は、両ひざを曲げて、腰を少し上げながら刺激の強さを調整しても構いません。ボールに腰をのせたまま、リラックスして1~3分ほどその姿勢をキープしましょう。

 以上でケアは終了。1回3分以内、1日3回までを守って実践してください。

 

 

 ケアの後には、腰が軽く感じられる方も多いのではないでしょうか。軽度の腰痛や坐骨神経痛であれば、これを行なっただけで症状が解消してしまう場合もあります。すなわち、テニスボールの刺激を受けて仙腸関節の動きがよくなって、腰椎にかかっていた負担が減ったことが症状の軽減につながったというわけですね。

 なお、この『簡易版・関節包内矯正』を行なう際は、ボールを当てる仙腸関節の位置を間違わないように気をつけてください。講演などの際に参加者の方々に指導をしていると、ボールを腰椎付近に当ててしまう人が多いのですが、これは間違い。もっと下の骨盤上部に当てるのです。

 ボールを当てる仙腸関節の位置を探すには、もう1個テニスボールを準備しておくと便利です。まず、お尻の割れ目の上にある“尾骨の出っ張り部分”に1個のテニスボールを当てがいます。そして、その上に逆三角形になるように2個つなげたテニスボールをセットしてください。そうすれば、ちょうど2個のボールが仙腸関節に当たる位置にくるはずです。尾骨に当てた1個のボールを外せば、あとは床に寝そべるだけということになります。

 私はこの『簡易版・関節包内矯正』を起床後と就寝前に1回ずつ行なうのをおすすめしています。生活の中で床に寝そべることのできる機会はそう多くないので、睡眠の前後で習慣づけてしまうのがいちばん長続きしやすいのです。毎日の習慣として続けていけば、仙腸関節と腰椎のコンディションをいつまでも良好にキープすることができるでしょう。
 

痛いところへの『テニスボールごろごろ』もおすすめ

 なお、現在進行形で坐骨神経痛の症状に悩まされているという方には、『簡易版・関節包内矯正』とセットにして行なっていただきたい症状の緩和法があります。

 これには1個の硬式テニスボールを使用します。

 坐骨神経痛では、お尻、お尻や太ももの横側、太ももの前側にしびれや痛みなどの症状が現われることが少なくありません。要するに、こうした“痛む場所”に1個のテニスボールを当て、横になって体重をかけることによって患部をマッサージしていくのです。

 “痛む場所”ごとに簡単にやり方を紹介しましょう。

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関連書籍

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