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2016.07.26

はあちゅうさんに聞いてみたかったこと

幻冬舎plus編集部

はあちゅうさんに聞いてみたかったこと
Apple Store, Ginza (c) Kensuke Tomuro

7月21日、アップルストア銀座店で、はあちゅうさんとトークセッションを行いました。
テーマは、『はあちゅうさんと考える。ネットで「書くこと」「読むこと」』。

はあちゅうさんの執筆活動は、書籍、雑誌、ウェブマガジン、ブログ、noteなど紙とネットの複数の場所にわかれています

私は、幻冬舎plusの編集をしつつも、メインは、紙の書籍の編集。
ただし、5月に幻冬舎plus+を創刊したことで、オリジナル電子書籍の編集が加わりました。

そういった自分の状況もあり、はあちゅうさんには、媒体が違うことで書き方にどんな違いがあるのかを具体的に聞いてみたかったのです。

Apple Store, Ginza (c) Kensuke Tomuro

まず、紙とネットで違うのは、紙は、きちんと玄関から入ってきてもらうイメージだけど、ネットは気軽に立ち寄るような読まれ方だから、漢字の比率を少なく、改行を多めにし、重たくならないように気をつけている、とのこと。

さらに、ネットで書く内容は、ブログ、ネット連載、noteと意識的に書き分けている、と。炎上させたくない自分にとって繊細な話題は、noteで書くなど、読者を選んでいるということでした。

たしかに、ウェブマガジン、ブログ、note、電子書籍では、そのクローズド具合も読者の興味関心の熱量も違います。
ネットの読み物は無料だという時代が続きましたが、今後は、無料/有料の線引きも変わってくる気がしています。

Apple Store, Ginza (c) Kensuke Tomuro

書き方については、いろいろ実験中ということでしたが、18歳からブログを書き続けてきたはあちゅうさんだからこその独自の仮説をお持ちなのだと感じました。

その後、夏休みに読みたい本の話や電子書籍初心者へのおすすめ本などの話へ。
はあちゅうさんは、いま、窪美澄さんの小説を読破中とのこと。電子書籍初心者は、「東京タラレバ娘」などのマンガから入るといいのでは? とアドバイスをくださいました。

そして、今回、はあちゅうさんとの話しで印象深かったのは、「なぜ小説を読むのか?」という話題。
私は、自分以外の人間の気持ちをたどることができるのは小説でしかできない経験だと思っていて、それが「世界にはいろいろな人がいる」という多様性の認識と他者への寛容につながると思う、というようなことを話し、はあちゅうさんは、「小説は、問いだけを与えてくれて、答えは自分で考えなければならない」と小説の魅力を伝えられていました。

イベントが終わるころには、読む側は、紙もネットも、時と場合によって便利に使い分けて、楽しみをどんどん満喫すればいいんだな、とあらためて思いました。
提供する側は、表現の場もライバルもたくさんで、つい「たいへんだ!」と思ってしまいますが、それは可能性だと思うしかないですね。

はあちゅうさんと話をしながら、自分でこんなふうに考えていたんだ! と発見するようなイベントでした。今後も、こんな機会をときどき持てたらいいなと思っています。
そのときは、またたくさんの方にお越しいただきたいです。(竹村)

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