夜に部屋でひとり、お酒を飲まない夜はありません。一体いつから、こんなふうになってしまったのでしょう。
 若いころ、「お酒を飲む」というのは、人と会う口実のようなものでした。友達や仕事関係の人とのお付き合い。あれば飲むけど、なくてもいいもの。

 けれどもいつの頃からか、家にお酒を置きはじめ、晩ご飯には欠かせなくなり、飲まないことには1日が終わらなくなり。
 今となっては、お酒も飲まずにどうやってひとりで夜を過ごし、なんのきっかけで眠くなり、布団に入っていたのか、思い出すことができません。

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山田マチ『ひとり暮しの手帖』

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実家をはなれて、およそ20年。
これまでも、きっとこれからも、ひとり暮し。
ここには、ひとり暮しのいろいろなことを書きつけます。
このなかのどれかひとつくらいは、あなたの心に届くかもしれない。
いや、ぜんぜん届かないかもしれない。
そんなふうな、これは、ひとり暮しの山田の手帖です。

 


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