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歌のち歌、ときどき旅

2016.07.22 公開 ツイート

ミニアルバム発売記念・短期集中をもうちょっと続けるよエッセイ13

夏だ!フェスだ!田舎の小さなフェス。これが俺のロックだ! 歌う旅人・香川裕光

夏です。夏と言えばフェスの季節です。
ロックンローラーに憧れる、シャツのボタンは第二ボタンまできっちり締めるミュージシャンの香川さんは、ある田舎のフェスに誘われました。
そこで、設営からお手伝いすることになったらしいのですが、その結果……!

*   *   *

エッセイ
ロックンロール

 ロックは裏切らない。ロックは死なない。
 ロックンロールの道はどこまでも続く。
 ――と、ここまで書いておきながら実は、まったくもって僕はその道を通ってきていない。どちらかというと、マウンテンバイクよりママチャリ派だし、髪は比較的短髪が好きだし、髭も伸ばさないし、シャツのボタンも第2くらいまで閉める。
 だけどなんだか憧れる。ロックミュージシャンが髪を金髪に染めて、サングラスをかけてギターをギュインギュイン鳴らしながらしゃがれた声でシャウトしてる姿を見ると、憧れる。毎日の練習の厳しさに負けて打ち込めず、結局補欠で一軍の試合を見守る高校球児に似た気持ちになる(意味不明……)。
 どちらかというと静かな歌ばかりボソボソ歌う僕からすると、ロックミュージシャンは憧れなのだ。

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歌のち歌、ときどき旅

旅するシンガーソングライター香川裕光は、今日もギター片手に、日本のどこかで(ときどき海外で)、歌ったり笑ったり食べたりしています!

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歌う旅人・香川裕光

1986年広島県生まれ。20代前半の頃は重度障害者のための介護施設に勤め、介護の仕事の傍らで、ギターを持って歌っていた。この施設で、歌が人の心の奥に強く鋭く届くことに感動し、もっと多くの人に歌を聴いてほしいと一念発起。日本中を旅しながら、ライブを続けるように。そんなとき、TBS系列で深夜の時間帯に放映されていたオーディションバラエティ番組「Sing!Sing!Sing!」に、「他薦」されて出演したところ、審査員の高評価を得る。結果的に、最終決戦の場である「歌王」出演に至り、そこでグランプリに選ばれた。 

全国各地にて年間150本以上のライブ活動を行いつつ、広島のラジオ番組でDJもこなす。YouTube配信にて、オリジナルやカバー曲の動画を200本以上アップ。チャンネル登録者は1万人を超えている。映画『ケアニン~あなたでよかった~』の主題歌『星降る夜に』書き下ろし、世界遺産・嚴島神社高舞台での単独の奉納コンサートなども。

最新情報はこちら:公式HP
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