気持ちで勝つ赤ヘル軍団

 広島カープが2位に大差をつけてペナントレースの前半戦を終わった。昨年、イケイケで首位ターンした中畑DeNAを思い出す勢いである。しかし広島の元気は、DeNAと意味合いが違う。

 よく東京ドームに行く知人から面白い話を聞いた。巨人―広島戦の三塁側内野席には、おそろいの赤いユニフォームを着た女子グループが多い。ある日、リーダー格のカープ女子が、1回の守備についたカープナインに檄を飛ばした。
 「お前ら、給料安いんだろう?悔しくないか?高給取りばっかりの巨人になんか、負けるなよ!」
 普段はオフィスでしおらしく働いているであろう女子達は、カープの赤いユニホームを見ると人が変わるのだろう。私はこの話を聞いて、「ファンは分かってるなー。ありがたいなー」と思った。

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広岡達朗『巨人への遺言 プロ野球 生き残りの道』

セ・パ両リーグで日本一監督となった球界の伝説・広岡達朗氏が、84歳になってやっとわかった「野球の神髄」をまとめた、野球人生の集大成的な一冊。
新監督、大リーグから賭博事件、元選手の薬物逮捕といった近年の球界を取り巻く問題まで舌鋒鋭く斬り込んだ、日本プロ野球への「愛の鞭」が綴られている。

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生原伸久『東京オリンピック野球復活・陰の立役者 アイク生原の知られざる生涯』

2020年の東京オリンピックで、3大会ぶりに野球が追加種目として復活する。
野球が初めて国同士の対戦として五輪種目に採用されたのは1984年、ロサンゼルス大会のことである。
その2年前、ロス五輪での野球競技実現に情熱を燃やした一人の男がいた。
27歳で単身渡米、大リーグ・ドジャースの雑用係からオーナー補佐に登りつめた日本人、“IKE”とはいったい何者だったのか? 55年間の人生すべてを野球に捧げた、その知られざる生涯に迫る。