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2016.07.13

「ベッキーの誤算」第1回

日本の社会では「システム」からはずれた行動を起こすと、集団から排除される。ベッキーは、”読み”を誤った!?

岩波 明

日本の社会では「システム」からはずれた行動を起こすと、集団から排除される。ベッキーは、”読み”を誤った!?

幻冬舎新書『他人を非難してばかりいる人たち バッシング・いじめ・ネット私刑』が評判の精神科医・岩波明氏が、とどまるところを知らない日本人の不寛容性にメスを入れます!
毎日が猛スピードで過ぎていく昨今、去年末から話題になっていたベッキー問題は、もう古いと思う人もいるかもしれませんが、あえてここで言っておきたい。
あのバッシングは、実は的外れで、あまりに過剰ではなかったか――?

*   *   *

 日本の社会には、堅苦しく息苦しいという側面がある。この点に関して、多くの人が程度の差こそあれ、自覚していると思う。もちろん、このことが常にマイナスに作用しているわけでなく、だから無くなった方がいいと言うつもりもないのだけれども、ただ、この「息苦しさ」の程度が最近になって増しているように感じられるのは否めない。
 なぜ、日本の社会は堅苦しく息苦しいのか――。

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