2016年のニコニコ超会議に於いて、初音ミクと歌舞伎の合体である超歌舞伎「今昔饗宴千本桜」をプロデュースした横澤大輔氏。彼が、初めて歌舞伎を、しかも超歌舞伎の元ともなっている「義経千本桜」を見るという。

今回、その観劇直後に、斎藤由多加氏と合流し、さらにゲストに「今昔饗宴千本桜」の脚本を担当した松竹の松岡亮氏を迎え、超歌舞伎製作の裏話も交えつつ、本来の歌舞伎の持つ面白さと、「余白の力」歌舞伎編の対談を行った。

*  *  *

横澤 今回、なぜ僕が超歌舞伎をプロデュースしたかという話から始めますね。えと、まず最初は、僕がワンピースの歌舞伎に感動したところから始まるんです。

 何でワンピース歌舞伎に感動したかというと、これを見たらみんな歌舞伎が好きになる、と思ったんですよ、単純に。ぼくらの世代は歌舞伎についてはドリフとかのコントで扱われているものしか知らないので、イメージが低いんですよ。カッコいいはずの見得を切った時の動きもギャグに使われてるし。「バン」って決めたけど上からタライが落ちてくる、みたいな。だから、歌舞伎をカッコいいものと思えなかった。でも、ワンピース歌舞伎は物凄いカッコ良かったんですよ。

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