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2016.07.01

片想いの時期が、恋愛の中で一番楽しい。
中川大志さんの「全員、片想い」。

片想いの時期が、恋愛の中で一番楽しい。<br />中川大志さんの「全員、片想い」。

今、人気急上昇中の俳優・中川大志さん。7月2日公開の映画「全員、片想い」では、幼なじみに密かに恋心を抱かれる高校生役を演じる。そんな彼の幼なじみや恋について―――。(撮影 岡村大輔 取材・文 編集部)

――――「全員、片想い」の中の「MY NICKNAME is BUTATCHI」。佐竹役はいかがでしたか?

中川大志さん(以下 中川さん) 自分が演じた佐竹と相手役の伊藤沙莉さん演じる野村の二人が、幼なじみという設定で。登場から二人の掛け合いが始まるんですが、短いシーンで二人の一緒に育ってきた時間や幼なじみとしての距離感みたいなものを出すのが難しかったですね。

————とても出ていたと思います。

中川さん 本当ですか。ありがとうございます。二人の間の言葉は、一切着飾ってないというか。幼なじみだからこそなんでも言い合えるし、二人にしかわからない空気感だったり、お決まりの掛け合いだったり。二人の力関係とか、そういうものは出さないといけないなと思いました。

 

————野村がずっと好きだった幼なじみ(佐竹)が野村の親友(かんちゃん)と付き合ってしまう。この脚本を最初に読んだとき、どう思われましたか。

中川さん 女の子の気持ちで読んでしまうとすごく切ないし、胸がちょっと苦しかったですね。ずっと一緒に育ってきたからこそ、お互いに越えられないラインみたいなのがあって。恋愛っていうスイッチが入った時に、一歩踏み出せない。

 友達との微妙な関係性とか、好きな子との関係性とかって、誰しも経験したことがあると思うので、共感してもらえると思います。

———中川さんにも幼なじみはいらっしゃいますか。

中川さん 最近はあまり会えていないんですが、幼稚園から中学生まで一緒だった幼なじみがいます。ただ僕の人生の中で、女の子の幼なじみっていうのは存在したことがないんです。
 異性の幼なじみってどんな感じなんだろうって想像したときに、男同士だろうが女同士だろうが男女だろうが、親友とか幼なじみとか、そういうところをすべて超えている関係性なんだろうなって。

 

———中川さん的には、野村とかんちゃんだったら、どちらの方がタイプですか?

中川さん 野村の気持ちは痛いほどわかります。でも、実際自分だったらどうだろうって考えた時には、やっぱりかんちゃんなのかな。
 野村はちょっとおっさんっぽい。キャラクターとしてはすごく好きで、面白いなと思うんですけど。自分の好みで言ったら、女の子らしいかんちゃんの方がいいかな。

 

———好きな相手が自分の親友と付き合ってしまう。それでも、女同士の友情は成立すると思いますか。

中川さん どうでもいい友達だったら、お互いにそんなに辛い思いをしなくても、躊躇することもないのかなと思うし、関係が切れて終わるだけの話なのかなと思うんです。
 大事な存在だからこそ、すごく心が揺れる。僕はあの関係性に嘘はないのかなって思いました。
 じゃなかったらあそこまでお互いが、辛い思いをしないと思う。

 学生時代は通過点でしかないし、三年間一緒に共にいた友達でも、関係性が続く友達って本当にごくわずかなのかなって思う。
 だから、かんちゃんの「野村とは別枠でいたいんだよね」ってセリフ、すごいわかるなっていうか。
 そういう友達って自分にもいた。なんかやっぱり違うんですよね。他の友だちももちろん仲いいんだけど、他とはなにかが違う。別枠でいたい。

———中川さんご自身は思っていることを口にできるタイプですか? それともなかなか言えないタイプ?

中川さん わりと言っちゃいます。言っちゃいけない空気の時や自分が我慢しなくちゃいけない時は我慢します。ただ態度には出ちゃうけど。まあいいことも悪いこともですけど。
 仲がいい友達になればなるほど、わりと口も悪くなるっていうか、言いたいことを言いたいように言っちゃいます。

————どのシーンが好きですか?

中川さん ラストの夕暮れのシーンが好きです。スケジュールがおしていて、夕日が暮れちゃう中、跳んで走って。本当に吐きそうになるくらい走りました。
 完成したのを観た時、空の色がすごい綺麗だった。このシーンがこの映画の二人の関係性全部をギュッと詰め込んでるっていうか。がんばって走り続けてよかったなって。

 

————この映画を観にくるお客さんに一言メッセージをお願いします。

中川さん 物語が8つあって、それぞれ登場人物がいるので、観にくるお客さんが自分を重ねてしまうキャラクターだったり、エピソードっていうのが必ずあると思います。それはお客さん10人いたら10人違うのかなと。一本の映画の中でいくつかのエピソードが見られるっていうのはすごく贅沢な映画だなと思います。キャストの方々もすごく豪華です。
 恋が走りだしてゴールするというよりは、スタートした物語。だから必ずしも全てハッピーエンドとは限らないし、どうなるかわからないけれど、いろいろな主人公の片想いをしている姿を見たら、背中を押されると思います。
 片想いって、恋愛の中で一番最初の部分というか走りだす瞬間。片想いの時期が、恋愛の中で一番楽しいのかなって思います。

 

中川大志(なかがわ・たいし)

1998年生まれ。「半次郎」(09)で映画デビュー。映画出演作に「青鬼 ver.2.0」(15)、「通学シリーズ」(15)、「四月は君の嘘」(16年公開)など。
また、「家政婦はミタ」(11:NTV)、主演作「監獄学園−プリズンスクール−」(15:MBS)や「南くんの恋人~my little lover」(15:CX)、大河ドラマ「真田丸」(16:NHK)などドラマにも多数出演。

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