官兵衛のスゴイところは、信長の突然の死にみんなが哀しみ打ちひしがれているとき、誰よりも早く、その「空いた席」の狙い方を考えたこと。
ちゃんと歴史を知らないと、秀吉が特別すごい人で、当然のように「天下を取った」ように思ってたりするけど、とんでもない! 練りに練られた策略・謀略の結果なのです。持つべきものは、賢い部下!?
――農民出身の“サル”が天下を取る気配が濃厚になってきたときの、お話。

*   *   *

【いろんな境界線で戦った366日】

心が移り変わるのは致し方ないものなのか。
人との繋がりというものは、これほどまでに脆く、儚いものなのか。
紡いだ時間、言葉、交わした心情。互いに一度(ひとたび)認めれば、その根源が揺らぐことはないと思っていたのは幻か。
それとも、そもそも通わせることが出来ていなかったのか。
思案の先の結末が、閉じるまなこから涙となりはらりと落ちる。
下した決断、取った行動に後悔はない。
あるとすれば、友や姻族を信じていた自分の思慮の浅さ。
これから私は………

明智光秀の家臣「殿、羽柴秀吉の大軍が目の前に迫っておるとのこと!」
明智光秀「ウソだーーーーーー!!!? 来るの早い!! もうやだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」

黒田官兵衛パート7です。
今日もお付き合いよろしくお願い致します。

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