大昔から人類は、ニオイ消しに、いろいろ工夫をしてきました。
それでも、生きているかぎり、「ニオイ」はつきもの!
介護に疲れて事件を起こす…なんて悲しいニュースがよくありますが、介護疲れを解消するには、ニオイ対策をすればいいのです。
実は「介護」に疲れているのではなく、「ニオイ」に疲れてるだけ…というのは、よくあることなのです。
すぐに役立つ
『幸せを引き寄せる「香り」の習慣』より、試し読みです。

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それは“介護疲れ”ではなく、
“ニオイ疲れ”ですよ!

 紀元前3000年頃のエジプト文明では、「乳香(にゆうこう)」と「没薬(もつやく)」の香りが神聖なものとされていました。当時は、死後の世界と魂の蘇(よみがえ)りを信じていて、魂が帰ってきたときの入れ物としてミイラを作りました。そこに「乳香」と「没薬」を詰めていたのです。
 昔から、香料を焚くのは、崇拝する神と人間とを仲介するためでした。人々の願いを天上の神に届けるために使われていたそうです。
「没薬」は、別名ミルラとも言われ、ミイラの語源とされています。また、それには、祭壇に捧げた生け贄(にえ)のニオイを消す効果もあったと言われています。実際、数多くの木々の香りには、抗菌・消臭作用があります。
 日本についても見てみましょう。『日本書紀』によると、仏教とともに香木が淡路島に伝えられ、焚かれるようになりました。科学的な知識がなかった頃から、経験的に伝えられた知恵によって、匂いには何らかの効用があると人々は知っていたのですね。

 昔からの知恵が、現代につながることがあるとすれば、「“ニオイ疲れ”を解消するには、匂いを活用しよう!」ということです。
 “ニオイ疲れ”という言葉に耳馴染みのない人もいるでしょう。実は、現代の介護疲れは、ニオイ疲れだという説があります。介護ベッドのニオイ、排泄物のニオイ、湿気のニオイ、活気のない、取り除くことが難しいニオイが、周りを悩ませます。
 そこで、昔からの知恵を活用してみませんか?
対処法は、まずしっかりと空気を入れ換えて、竹炭・空気清浄機を使い、浄化すること。
 芳香する前にしっかりと異臭を取り除き、それから白檀(びやくだん)や乳香・没薬・ひのきのエッセンシャルオイルを芳香器に入れて、ニオイの気になる夕方から焚くと、その場の空気を浄化できます。

介護疲れを防いだり、自分の体臭が気になるときの消臭ミストの作り方 ⇒詳しくは本書でチェックしてください。
 

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