信じている人から「裏切られる」。で、ショックを受ける。
でも、「裏切る/裏切られる」ことが前提にあるから、「人質を出せ」「はい出します」ってことにもなるわけで、この時代は、誰を信じたらいいのか、どうやったら信じてもらえるのか、混沌としていたんでしょう。
さて、官兵衛は、類稀なるプレゼン能力で、数々のピンチを有利に動かしてきましたが、ついに、自分のプレゼン能力を過信しちゃったのでしょうか。行ってはいけないところへ行ってしまうのです――。
ハラハラドキドキで、居ても立ってもいられなくなる! 官兵衛の危機一髪の巻。

*    *    *

【何回も俺色スカイ口ずさんでたら後ろにジグソウいた】

参ります。
黒田官兵衛パート3でございます。
おさらいいきます。

黒田官兵衛、織田と毛利だったら、織田につくことをプレゼン。

織田につくことに。

織田信長の前でもプレゼン。

褒められる。

毛利軍と戦って勝つ。

黒田官兵衛「………………いつになるんだろうね?」

官兵衛は信長に、「播磨(兵庫県だよ)に信長の家臣をよこして」とお願いしました。そのとき信長は、秀吉を遣わすことを約束してくれたのでした。
しかし、その役を命じられた羽柴秀吉(豊臣秀吉)が、いつまでたっても播磨に来ません。
その頃秀吉は一体何をしていたか…?

柴田勝家(信長の重臣←偉い家来だね)「私は今、北陸を攻めている途中ですが、お前とはソリが合わない!!」
羽柴秀吉「私は今、勝家さんに従って、北陸についてきたけど、あなたとはソリが合わない!!帰ります!!」

仕事をほっぽり出しちゃった秀吉。
帰ってきたら、信長に呼び出されます。

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