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2016.06.14

「速さ」より重要なのは「同時処理能力」

佐藤 オオキ

「速さ」より重要なのは「同時処理能力」

 取引先企業は、海外も含めて70~80社、それらを約30人のメンバーで請け負い、常時400件以上のプロジェクトを動かしているデザイナーの佐藤オオキさん。佐藤さん曰く、「仕事の質はスピードで決まる」のだそう。質を高めるには丁寧に時間をかけて……と思いがちですが、実はその逆、スピードを重視すると仕事の質が高まり、自分も成長していく、驚きのスパイラルが起きるのだといいます。

 では、スピードをアップし、それを成果につなげる秘密はどこにあるのでしょうか?
 絶賛発売中の『400のプロジェクトを同時に進める 佐藤オオキのスピード仕事術』から、6回に分けてお届けします。

 

 

 私は、常時400件以上のプロジェクトを動かしています。

 同時に400件のプロジェクトを進めているというと驚かれることも多いのですが、これは会社をつくってから今日まで、少しずつ右肩上がりにプロジェクトが増えてきた結果。スケジュールがタイトな案件が入ったときは寝る間を惜しんで仕事をすることもありますが、ふだんは休息もしっかり取っていますし、特別に無理をしているという意識はありません。

 たくさんのプロジェクトをこなすには、やはり仕事のスピードがものをいいます。しかし、ここでいうスピードというのは、皆さんが抱くであろう「手を動かすのが速い」というイメージとは、ちょっと違うかもしれません。

 確かに、スキルを身につけたり特別なノウハウを得たりすれば、人の2倍や3倍のスピードで手を動かすことはできそうです。でも、これが5倍、10倍となると物理的に無理が生じるでしょう。ではどうやって仕事の速度を上げるのかといえば、それは「いかに並行して仕事を進められるか」にかかっています。たとえ手を動かす速度が速くなくても、同じ時間で5倍、10倍の量の仕事を処理できていれば、結果的に仕事を超高速でこなしていることになるわけです。

 私がいう「スピード」とは純粋な処理速度ではなく、「同時に処理する能力」に近いのではないかと思います。デザインの仕事でいえば「スケッチを描くのがほかの人より2倍速い」とか、「アイデアを出すのに、人が1時間かかるところを30分で出せる」といった「速さ」が大切なのではなく、いろいろなことを並行して考えたり進めたりできるような工夫や環境づくりこそ、重要といえるでしょう。

「仕事のスピードを上げたい」という人は、まず「仕事のスピードアップ」の意味を捉え直すことがスタート地点になるのではないかと思います。

 

※第2回「目の前の仕事だけに集中する」は6月17日公開予定です。

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関連書籍

佐藤オオキ『400のプロジェクトを同時に進める 佐藤オオキのスピード仕事術』

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