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2016.05.19

うつの気分も「香り」で解消!

成田 麻衣子

うつの気分も「香り」で解消!

「うつ病」とまではいかなくても、なんか落ち込んでしまう。元気が出ない。――と悩む人はたくさんいるでしょう。
そんなときも、味方になってくれるのが「香り」です。
薬を飲むと、副作用もあるし、合わないこともありますが、香りだったら、使いやすいですね。いい匂いが、邪魔になることはないですから、すぐにも始めてみてください。
注目の新刊『幸せを引き寄せる「香り」の習慣』より、なるほどナットクのページをご紹介です。

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香りがうつ病に効く

 日本では、うつ病の方が400万~800万人いると言われていますが、実際に医療機関を受診される方は100万人にすぎません。
「なんだか、体調がすぐれないなぁ」という方から、「不眠」に悩む方まで、うつ病の症状の幅は広く、程度も様々です。うつ病は心療内科や精神科で抗うつ剤を処方してもらうなどの適切な処置を受ければ治る病気ですが、薬で治すことに抵抗感がある方がまだまだ多いようです。また、うつ病とまではいかない「うつ状態」で悩む人もいて、そういう方は、通院までは考えないようです。

 そこで、香りを使った治療法をご紹介しましょう。
 環境や感情の変化にあわせて、血液循環、呼吸、体温調節、ホルモン分泌などをコントロールしているのが自律神経です。自律神経には、交感神経と副交感神経があり、シーソーのような関係でバランスをとっています。
 自律神経失調症とは、このバランスが乱れていることですが、ストレス過多な状況の場合、交感神経が常に優位な状態になってしまい、副交感神経がうまくはたらかなくなっています。
 症状としては、動悸(どうき)、息切れ、疲労感、冷えやのぼせ、イライラ、不安感、不眠です。自律神経は「好き嫌い」という感情に左右されるので、好きな匂いを取り入れることで、このバランスを整えることができます。
 アロマテラピー(芳香療法)すなわち「香りを用いた療法」が、うつに効くことをご存じの方もいるでしょう。
 例えば、オレンジ・スイートの香りは、1970年代に入って、ミラノの植物誘導体研究所所長のパオロ・ロベスティが「うつや神経症に効果がある」と言ったことが知られており、昨今の老人ホームなどで積極的に取り入れられています。
 やさしい匂いを嗅ぐと気持ちが緩みますね。気持ちが緩むと筋肉の緊張が取れ、血液循環がよくなるという素敵な連鎖が起こります。
 これから日々の疲れは、香りを取り入れながらセルフケアしていきましょう。
 

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関連書籍

成田麻衣子『幸せを引き寄せる「香り」の習慣』
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