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2016.05.02

第3回

トレーニングの目的は「続ける」こと

山本 ケイイチ

トレーニングの目的は「続ける」こと

 トレーニングは健康にいいだけでなく、メンタルにもいい。でも、「よしやるぞ!」と意気込んで始めても、なかなか続かないもの。フィットネスクラブの会員になったものの、足が遠のいて、会費だけ納める月が続き、悔いだけ残して挫折、退会……という経験のある人も多いのでは? 
 2008年の刊行以来、着々と版を重ね、現在13万部のベストセラー『仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか』。著者であるトレーニング伝道師・山本ケイイチさんはこんなふうにアドバイスします。

* * *

●半年続けば半永久的に続けられる

 トレーニングで最も難しいことは何かと聞かれたら、私は即、「続けること」だと答える。逆に言えば、続けることさえできれば、トレーニングはほぼ成功したと言ってもいい。

 初めてトレーニングにチャレンジして、2、3カ月続けることができれば、自分や周囲に変化が表れると前に述べた。2、3カ月続けば、半年まであと少しだ。半年続ければ、ほとんど半永久的に続けられる。しかし、ここで脱落する人が多い。

 たとえば、ほとんどの人が最初は痩せることを目的にやってくる。

 ところが最初は「何が何でも絶対に痩せてやる」と思っていても、トレーニングが辛いと、「ちょっと痩せればいいかな」と弱気になる。その後、またさらに妥協して、「ともかくジムに来ることが大事だ」とレベルダウンする。そしてなんとなくフェイドアウトしてしまう。

 最初はハリウッドスターのような姿を目指すが、次第に日本の俳優に替わり、そのうち目指していたこと自体も忘れてしまう。どんどん自分に甘くなってしまう。これは特別に意志が弱い人の話ではない。9割以上の人はそうなのだ。

 私はクライアントがそういう時期に来たときは、「少しお休みしましょうか」と言ってみる。そのまま永遠に休んでしまう人もいるし、「やはりやりたい」という人も出てくるし、それはさまざまだ。もちろんどんな人にも最高の指導を心がけてはいるが、こればかりはどうしようもない。

 いったん休んで、気持ちを切り替えてまた来る人もいる。もしくはトレーニングのペースを見直してみる人もいる。そんなふうにして、なんとか半年も続けば先が見えてくる。私とスケジュールが合わなくても、「それなら自分一人で来てやる」というようになれば、もうこっちのものだ。

 半年続けることができれば、トレーニングはその人にとって、間違いなく習慣になる。人はもともと安定したい生き物だから、半年続けたことがあると、その人のライフスタイルの一部になる。ジムに行くのが非日常でドキドキすることだったのが、逆にジムに行かないと安定しなくなるのだ。

 恋愛でも、だいたいつきあいだして3カ月目くらいまでは不安定だが、半年ぐらい続けば、安定した関係を維持できる。それと同じようなものだ。

 自分を律する習慣を持つことの効用については先にも述べたが、面白いことに、習慣行動そのものがメンタルタフネスを強化したり、気持ちを安定させたりすることが分かっている。毎日、定期的に決まったことをするだけで、メンタルタフネスと心の安定が図れる。これもトレーニングの重要な効果の一つである。

⇒次ページ[心境の変化を観察してみる]に続く

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