今NHKで放送中の「真田丸」が、何かと話題になっていますが、NHKの大河ドラマって、毎年毎年、「今度は、どの時代の、誰なの?」に注目が集まり、それが決まるとしばらくは、そのネタでなんやかやと騒がしくなります。
書店に行けば、“時代小説文庫”の棚は年々広がっているし、小説でも、ゲームでも、歴史ものは常に人気のラインナップ。
いまや「歴女」という言葉も一般名詞化し、いまや歴史は、今昔の老若男女を夢中にさせるコンテンツです!

――そうは言っても、誰も彼もが「歴史好き」ってわけではないですよね。
「日本史、ちゃんと勉強しなかったし」「昔の人の名前とか、難しいし」「そもそもあんまり興味ないし」……って人もたくさんいるでしょう。
がしかし、「真田丸」観たら面白いですよね。「信長協奏曲」の小栗旬さんかっこよかったですよね。「信長の野望」夢中になりましたよね。
おやおや? どうやら、戦国時代は、面白い!!

「歴史もの」の中でも、戦国時代が人気ですが、教科書を見ると、戦国時代のページはほとんどない。それでも私たちは、無性にこの時代の圧倒的なドラマ性に、強く惹きつけられるのです。
だからこそ、小説、漫画、映画、ドラマ、ゲーム……いろんなジャンルの人が、その魅力を「もっともっと!」と作品化しているわけです。

ときにみなさん!
ある人物がフェイスブックで書き始めた戦国物語が、その異様な面白さで話題になっているのをご存知ですか?
……え? 誰が書いたかって? いやいや、今は、誰が書いたかなんて、どうでもいい! まずはその面白さを知ってほしいのです。
ということで、著者の紹介もしませんが、面白いので、さっそくご紹介しましょう。戦国時代の始まり「応仁の乱」。まずはご一読を。夢中になること、ウケアイです。

いざ!

*   *   *

【もうなんか昼ドラみたい】


幻冬舎plusさんで書かせて頂くことになりました。正直喜んでおります。
Facebookで勝手に書き連ねていたものが連載という形になり、こうしてみなさんの目に触れている。正直喜んでおります。
僕は戦国時代が好きで、それを自分なりに伝えるのが大好きで、発信したものがみなさんに伝わる瞬間が超大好きなんです。
ひとりよがりな文章も出てくるでしょうが、「もう、しょうがないな…」と目尻を下げて頂く努力を期待しております。
正直喜んでおります。

日本の戦国時代って、織田信長とか豊臣秀吉とか武田信玄とか、名前は聞いた事があるけど、要は何した人かってのには答えられないし、何が目的なの?そもそも何で戦ってんの?なんで現場に血が流れるの?って人が結構いると思うんです。

それ紐解くのには、そんな戦いの世の中になったキッカケをまず知ることだと思うんですけどね。

応仁の乱

って聞いた事あります?

教科書に書いてあるから、何人かの人は「あ~なんか聞いたことあるかも~」って感じでしょ?
確か教科書には戦国時代のキッカケになった事件と書いてあったはずだけど、どんな内容かまでは書いてなかった気が…書いてたとしてもすごく分かりにくく書いてたような……
でも、応仁の乱て超わかりやすいんですよ。人間関係が織り成すドラマなんです。なのでちょっとお付き合いを。

当時日本で一番偉かったのは、「足利」って人達ね。この人達が「将軍」と呼ばれて政治のトップにいて、代々、世の中を取り仕切ってたのが室町時代ってやつです。

事件は八代将軍 足利義政って人の時に起こります。

足利義政って人は、あの京都の銀閣寺を建てた人です。
この義政って人、水墨画いいじゃない!茶道素晴らしいじゃん!庭園も芸術にしないとね!やっぱ、わびさびだよね~って、今でも残る日本文化の数々を推奨した、トップレベルの文化人でした。(後世、これ東山文化って呼ばれました)
が…

政治に関しての評価はよろしくありません…

最初はやる気があったのかもしれませんが、政治がうまくいかなくなったり、自分の威厳が薄れてきたりすると、趣味の日本庭園造りや、お酒に溺れだしたりするんです。んで、
「あ~もう将軍やめたいなぁ…そろそろバトンタッチしたいな…」

引退を考えるようになるんです。
が、そこでハッと気付くわけですね。

「いや、オレ子供いねーじゃん」

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